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カテゴリ:日本平和大会
昨日に引き続き平和大会国際会議で印象に残った発言、特にT・J・Jonson氏のそれをを紹介する。
アメリカの平和運動家TJジョンソン氏は一部の人々から「裏切り者」「市議を辞職しろ」と非難されても、「私の行動は、アメリカの法のもとでは明らかに違法な戦争に反対の声をあげるという市民として、そして選挙で選ばれた役職あるものとして負っている義務に完全に一致するものだったと信じている」と明言した。2020年までに核兵器を無くす運動「ビヨンドヒロシマ」、ワタダ中尉のイラク任官拒否支援(来年アメリカ軍人で初めての軍事裁判が開かれる。ちょうど今日から三日間支援強化の活動がなされているらしい)をするなかで、スーパーマンのクラークケントみたいな容貌のジョンソン氏は、精神的にもしたたかに鍛えられているという印象。 また彼は「自国に帰ったら、出来る限りのことをしてアメリカの政府の方針を変えよう」と述べ、九つの視点を挙げました。これは則ち民主党では到底言えないない現代アメリカの最も先鋭的な問題意識だと思うのでやはり紹介しておきたい。 一、イラク戦争を止めさせる 二、2007年末までにイラン戦争を起こすという報道があるが、これを阻止する。 三、次世代核兵器を作るのを止めさせる 四、ミサイル防衛システムの開発をストップ 五、九条を守る運動の支援。アメリカ国民はこの憲法のことを知らない。 六、世界中に700もある米軍基地から米軍兵士を帰す。 七、白リン弾、クライスター爆弾のような危険な兵器の禁止。 八、子供たちへの平和教育 九、歪んだ情報に騙されないようにする。インターネットを利用した交流・連帯。 私たちのことをアメリカ国民は知らないように、私たちもアメリカのことを知らない。私もワタダ中尉のことは知らなかった。ジョンソン氏は「ブッシュが破れたからといって、アメリカの外交軍事戦略の将来における変化を期待しないほうがいい」と言います。民主党はイラク戦争を支持しており、両党とも国防費の値上げに賛成、軍事政策の要石として核兵器に依存、イスラエルへの軍事援助を支持しているらしい。そうか、そこまでとはちょっと意外だった。 おそらくBEYOND HIROSIMAやT・J・JonsonやOrinpiaで検索すれば彼らのサイトに入ることが出来るだろう。ジョンソン氏は是非日本からも書き込みをしてほしいと言っていた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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大変、参考になります。
(2006年12月08日 19時52分56秒)
平和大会は直接教育基本法改悪反対運動とは関係していないけど、根本では繋がっており、参考になることが多いのでは、と思います。
(2006年12月08日 21時53分29秒)
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