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カテゴリ:邦画(09~)
「ゼロの焦点」にしようか、これにしようか、迷ったのですが、ネットの評判はこちらの方がよかったので、見損なったときに後悔すると思いこちらに。
監督 : 水田伸生 脚本 : 宮藤官九郎 出演 : 阿部サダヲ 、 瑛太 、 竹内結子 、 塚本高史 、 皆川猿時 、 片桐はいり 、 鈴木砂羽 、 カンニング竹山 、 高橋ジョージ 、 陣内孝則 ずっと連敗続きだったクドカン節も前回の「メリケンサック」でお払いできたので、ある程度は期待していたのですが、やっぱり私はクドカンは苦手なようです。 悪くはありませんでした。そこそこ笑わせてもらって、そこそこいい話しだなあ、と思ったのですが、どうも登場人物全員に感情移入できないんですよね。 イヤ、それは当然といえば当然であって、この登場人物たち全員「にせもの」というキーワードですべて登場しているんです。いつも本当に笑ったことの無いお兄ちゃん、プチ整形で帰ってきた子持ち娘、偽兄弟漫才師、本当は信じていない近所の商店街の人々、「薄ら寒い」演説しかできない環境大臣‥‥‥。そういう痛々しい人間性を見せながら、なおかつ笑え、という。泣け、という。そういう作り方にどうも付いていけない。ヒットしてるのだから、世の人の感性と私の感性が違うということなのでしょう。唯一感情移入できたのが、ますます子役演技にみがきがかかってきた森迫永依でした。末おそろし。 竹内結子は「サイドカーに犬」のときと同じように、時々啖呵をきったりしていい女になりました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年11月21日 01時04分28秒
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