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テーマ:ニュース(99465)
カテゴリ:平和運動
先週の日曜日、岡山県日本原自衛隊基地の50周年記念行事があった。
批判のあった、銃を子どもたちに触らせるという展示は、厳重に縄を張って触らせないようにしていた。それは自衛隊が反省したからではなく、明確に銃刀法違反に当たると判断したからである。 しかし、それ以外の榴弾砲、戦車、短SAMなどは乗り放題、触り放題。 「銃砲刀剣類所持取締法」第三条において、一部例外を除いて、「何人も銃砲又は刀剣類を所持してはならない」とあります。例外は全て、国又は地方公共団体の職員並びに「許可を受けた者」となっており、不特定多数の一般人が「所持」することは、法律違反です。ましてや、子どもに持たすなど論外です。それがあるから、銃の展示はあんなに厳重になったのでしょう。では、榴弾砲や戦車に乗ることはどうなのか?もしかしたら、自衛隊はそれは「砲」の運搬車だから大丈夫だと、「解釈」しているのかもしれない。しかし、それは誰が見ても「詭弁」である。武器と砲はどうとっても「一体のもの」だろう。 この日、自衛隊は何千人もの一般人に「騙して」法律違反を強要したということになるであろう。 戦車試乗コーナーがあって、74式戦車に三台、10人づつぐらい、500-600メートルを、載せて走りました。長い列が出来ています。一回三台が動いて、何十回も回ったので、少なくとも千人以上は乗ったことになる。 売店では、萌えキャラクターグッズの他に、ロシアンルーレット激辛クッキーや、オスプレイチョコクランチ等、冗談のようなお菓子も売っていた。 有名アニメ画家を起用して、岡山県専用アニメキャラを作っていた。吉備桃恵一等陸士である。 バッジも含め、非常に戦略的である。 昼食は焼きそばとかにしようとしたら、ものすごい長い列だったので、諦めて施設内の隊員食堂にたまたま入ったら、今日もやっていて、あまり混んでなかった。それで、隊員がいつも食べていると思われる「定食」(500円)にした。自分で皿を取って、味噌汁とご飯がつくこれは、出来合いのフライが多いのだけど、やはり比較的安価、ヘルシー、ボリューム感があります。ご飯少なめに頼みました。 三時間かけて県北に来たのですが、出るのが遅かったのでついたのは展示訓練のあった閲覧式が終わった昼過ぎ。あとはいろ装備の展示だけを観ました。大のサラリーマンらしき男が嬉々として、自衛隊装備用品を背中に背負ってその重さを実感している。実は、その隣に「自衛隊員募集コーナー」があって、リュックを背負った高校生か、成人真近ぐらいの声の小さな青年が、「説明会参加」の募集要項に名前・住所を書いていた。県北ではなく、県南の倉敷市茶屋町の青年だった。「そんなことやめろよ」「これからは国を守るじゃなくて、他国の戦争に赴いて命を落とすのかもしれないんだよ」とは、もちろん言えるはずもなくて、歯がゆい想いをした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015年09月28日 11時24分39秒
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