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テーマ:古代のロマンを求めて(40)
カテゴリ:旅の記録
博物館の隣には出雲大社があるのだが、まっすぐそこに行かないのが私流。大社の東少し行くと、命主社がある。 実はこの社の背後の大岩の下から銅戈とヒスイの勾玉が出土している。弥生時代のものである(真名井遺跡)。だから、私はこちらの土地の方が「古い聖地」だったのだと思う。ワラは蛇信仰の名残りである。ワラで蛇を作り、木に巻きつけて拝んでいる。 千年以上の樹齢のあるムクノキも社の前に鎮座する。石蕗(ツワブキ)が下に一面生えて、生命を豊かに見せている。 この社の背後にも見事なお盆を伏せたような山があった。こういうのが神奈備山(かむなびやま)である。 出雲大社に向かう。近道なので、参道はワープして、直に本殿の前に来た。動物を祀り、それを撫ぜると無病息災になるというので、頭はツルツルである。 拝殿である。 その裏に本殿があり、ここでお祈りをする。 ここは若者が多い。縁結びの神として、有名だからである。私もたくさん祈った。 御神籤はよくみると、この上もなく良いものだった。出雲大社は吉とか凶とか書いていないが、おそらく大吉クラスだと思う。「1人は皆のために、皆は1人のためにと心得て、一層に信心を深めなさい」とあった。非常に得心が入った。 出雲大社の背後もこのように神奈備山である。 その隣に日本一の注連縄を祀っている神楽殿がある。そこのしめ縄は、長さ13メートル、重さ4.5トンだそうだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016年01月16日 11時35分47秒
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