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テーマ:お値打ちワイン(628)
カテゴリ:ローヌ 北
CP84 これはヒネてはいませんが既にピークを過ぎています。 ニューワールド風に葡萄品種をうたったワインです。造り手は素晴らしいコンドリューやサン・ジョセフを作るアンドレ・ペレです。 マルサンヌと言う葡萄はこれからメジャーになって行く葡萄だと思います。 ひところ流行り過ぎた影響からか、食の多様性からか、脱シャルドネはドンドン進んでいます。ニューワールドでもリースリングやソービニヨン・ブランがもてはやされ、実際良いワインが沢山生まれました。最近ではローヌのコンドリューに使われていたヴィオニエがブームになって来ています。そんな中で次に期待されるのがマルサンヌだと思います。 まだマルサンヌ100%のワインは少ないですが、徐々に増えて行くでしょう。 辛口白ワインは香から大きくは5つのタイプに分類されると思います。 火打石系、ミネル系の香りの強いタイプ。 シャルドネ、ロワールのソービニヨン・ブラン等 葡萄由来の果実香が強いタイプ。リースリング、ソービニヨン・ブラン、ゲベルツ、セミヨン等 トロピカルフルーツの果実香が強いタイプ。ヴィオニエ、ニューワールドのシャルドネ等 柑橘系の果実香が強いタイプ。シャルドネ、最近の甲州、イタリアワイン 等 フローラルな香りの強いタイプ。マルサンヌ、ローヌのヴィオニエ、アルザスのリースリング、ゲヴェルツ、イタリアワイン等 フランスワインとニューワールドでは同じブドウでも出てくる香はかなり違います。 ただソムリエの立場で売る側から見ると、葡萄品種より香が重要です。料理が国境を越え多様化し、お客様もワインを知らないお客様もドンドン増える中で、スタートの白ワインの選択は店の第一印象が決まるのでとても大事です。 特に女性のお客様は香りを重要視します。男性はボディーとかワインを力で測りますが、女性は圧倒的に香りでワインの良しあしを決める方が多いです。 火打石系の香はワイン通には受けますが、女性受けはしない事が多く、フローラルな香りや、果実香が強いワインを好まれる事が多いのです。女性の社会進出は目覚ましく、日本ではフランス料理店は女性客が大半を占めるのが既に当たり前です。 そんな事で、世界中で脱シャルドネ、シャルドネでも樽を使わないフルティータイプが増えています。 ローヌ品種に注目が集まるのは自然の事で、ヴィオニエが多くの国で作られるようになって好評です。エルミタージュの白ワインに使われるマルサンヌやルーサンヌに注目が集まるのは当然でしょう。 ただしローヌ品種の白ワインは余程土地との適性が無いと早熟で、中期熟成にも向かないワインが多いです。 バラエタルワインもドンドン商品が増えて面白い事になりそうですね。
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