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美味しいワインと出会う旅

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2010/10/31
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カテゴリ:ローヌ 北


タルデュー・ローラン コート・ロティ [2000]750ml 2001

私の中で最も素晴らしいコート・ロティはルネ・ロスタンとジュルジュ・ヴェルネイでした。

ギガルやシャプティエは好きになれません。そんな時偶然出会ったのがこのタルデュ・ローランでした。

それまで タルデュ・ローラン のワインは、シャトー・ヌフや安い物しか飲んでいなかったのですが、インポーターのAMZの試飲会でこの2001のワインと出会って衝撃を受けました。その後結果インポーターの在庫を全部買う事になりました。

ローヌのこんな高いワインを10箱以上買って如何するの、誰が売るのと、ソムリエ君たちは呆れていました。私にすればこんなに旨いワインは無い、これをお勧めして売る事こそソムリエ冥利に尽きると思うのですが・・・だって他では飲めないのですよ。デパートにも楽天にも他のワインバーにもないのですから。

まあ最後は150本位毎日飲めば半年で無くなるので、全部自分で飲めば良いと・・・・

メニューには小売値の12800円で載せましたが半年に3本位しか売れず大苦戦でした。

その後インポーターがタルデュ  ローランの輸入を止める事になり、半額近い値段で楽天に最近出ていますが、私が買い占めた01と04は出て来ません。

01は07年に飲んだ時は実にチャーミングでボディは弱めですが、超癒し系でした。

ワイン会のお客様に飲んで頂くようになってようやく売れ出して、半分位減りました。実際飲まれると驚かれる方が多いです。

タルデュ  ローランと言うとネゴシアンでブルゴーニュのタルタル系のドミニク・ローランの仲間で、マニアからは敬遠されるのでしょう。実際私も最初はそう思っていました。しかし色々なタルデュ  ローランの素晴らしいワインに出会って全く考えが変わりました。 

実に豊潤な香りが素晴らしく、ブルゴーニュの特級ワインの様でした。最近酸がやや立ったロットと熟成感が出て軽くなって来たロットがあります。これは置き場所の違いです。

酸が経っている方が実は健全な熟成をしていて、熟成感がある方が疲れています。しかし飲むと熟成感が出ている方が美味しく感じます。

このワインも一つの踊り場に来ています。更なる熟成をして行くのでしょうね。

皆さんの感想です。
1回目
以前にいただいた01と全く違う。酸味が立っていてバランスがあまり良くなく感じる。が、時間をおくと梅鰹系の好きな香りに。

香りに若干の動物臭。やや酸が立っており、インク的味わいが強い。もう少し時間が必要か?

熟成感のあるガーネット。獣臭があるがエレガント。花。酸味が強い。タンニンはまろやか。酸が強めでもう少しタンニンがあってもいい。

色:薄いビロード。 香:シダ。 味:フルーツ大、渋み大、酸。

にごった紫。スパイス、獣、チョコレート。甘み、旨み、噛みごたえあり、酸立ってる。

Floral bouquet, violette, soup stock, meaty, toasty, and stands out, not well balanced "finished".

2回目
スッキリ酸味。生ハム。熟成/時が経ってピノの様な薄い世界に。

深い深遠な香り。酸が前面に出ている。

こんな感じです。

過去の記録です。

2008・9・25

何時も比較的パーカーの評価の高いタルデュですが、このヴィンテージはちょいと低めの点数です。でもこれは良いですよ。癒し系ですね。濃いローヌを期待されると困るのですが、実に素晴らしいワインです。

香が優しく幾らでも飲めてしまうロティです。ラヤスやヴェルセ、ヴェルネイ等を思い起こさせます。

色は美しい澄んだルビー色、香は苺、木イチゴ、ラズベリー、ココア、獣、革、スパイス、ハーブの香りです。味わいも実に柔らかく上品なワインでシラーだと思えないほどエレガントです。ピノ好きが飲んでも非常に楽しめる一本です。

丁度飲み頃になって来ている感じです。

2001年のタルデュはサン・ジョセフもコルナスも良かったです。パーカー向きではないですが、私向きの年の様です。

2001 Tardieu-Laurent Cote Rotie


Wine Advocate # 147
Jun 2003 Robert Parker (86-88) Drink: 2003 - 2010 $69-$105 (96) 
One of the least impressive Cote Roties Michel Tardieu has produced is the 2001. Refined, elegant, medium-bodied, and restrained, it lacks volume, density, and length. A dark ruby color is followed by tell-tale aromas of bacon fat, flowers, raspberries, and other black fruits. What's there is pleasant, but the wine is excessively delicate, with an abrupt finish. Drink this 2001 during its first 5-7 years of life.

While the gifted Michel Tardieu has fashioned dense, powerful, backward 2001s, the quality is well behind that of such recent years as 1999, 1998, and 1997. Nevertheless, there are some strong offerings, particularly the two Cornas cuvees. 
 

2009・12・30

インポーターのAMZさんがタルデュ・ローランの輸入を止めるようです。まあ何処か別のインポーターが輸入を始めて入って来るかも知れませんが、不景気なのでローヌに手を出すインポーターがいるか・・・難しい所ですね。

非常にワインとしては美味しいのですが、日本では売れないようです。

元々日本ではローヌファンが少ないし、ローヌマニアは小さいドメーヌのワインしか買いません。安ければ良いのですが、この蔵のワインは結構高いので、日本での商売は厳しい様です。アメリカでは結構売れているようです。アメリカ人はローヌ結構好きですし、レストランでのローヌの取り扱いも多く、ソムリエにとっては品質の安定して外れが少ないこの蔵は重宝されるわけです。

私は個人的にはギガルとかシャプティエよりこのワインの方が好きです。

ローヌには癒し系ブルゴーニュタイプとパワー系スパイシータイプに分かれますが、この蔵の上級キュヴェは癒し系です。ラヤスにも通じる物を感じるヴィンテージが多いです。

色は澄んだルビー色、香は獣、ココア、ラズベリー、ベーコン、ハーブ、クリーミーな厚みのある素晴らしい香りです。味わいは柔らかく厚みのある果実味、エレガントなタンニン、余韻の綺麗な酸、球体と言うか口の中で綺麗に果実感が広がって行きます。

この瓶は素晴らしく、提供温度もピッタしてとても美味しかったです。

2010・2・22

ローヌのシラーは渋くてパワーがあると思っている方が多いのですが、ルネ・ロスタン、ジュルジュ・ヴェルネ等は癒し系です。このタルデュのワインも癒し系です。04はもっと力がありますが、寝かせれば癒し系になるでしょう。

2001年は完熟で飲み頃です。

色は濃いめのルビー色、香りは獣、プラム、ラズベリー、スモーク、スパイス、味わいはエレガントで豊かな果実味、柔らかいタンニン、綺麗な酸、ピノを少し濃くしたような感じの癒しのシラーです。

2010・7・6

正直言うと当りの瓶ではありませんでした。と言って劣化酒でもブでも無いのですが、まあ機械式セラーの限界と言うか、自宅地下セラーやかがり火で寝かせたワインには感じない、キスさが多少出ています。

分かりやすく言うと酸が美しくないのですね。良い状態のワインばかり飲んでいると直ぐに分かります。多少冷やすともっと誤魔化されて分からなくなります。

色は美しい澄んだルビー色、香は木イチゴ、ラズベリー、ココア、獣、革、スパイス、ハーブの香りです。味わいも上品でスケールの大きなワインでシラーだと思えないほどエレガントです。タンニンも果実味も良いのですが、酸が軽く立っています。

2010・7・30

素晴らしいワインだと思います。

2001年は完熟で飲み頃です。

色は濃いめのルビー色、香りは獣、プラム、ラズベリー、スモーク、スパイス、味わいはエレガントで豊かな果実味、柔らかいタンニン、綺麗な酸、ピノを少し濃くしたような感じの癒しのシラーです。






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Last updated  2010/11/02 11:00:59 AM
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