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2010/11/24
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ジョルジュ・ジャイエ ニュイ・サン・ジョルジュ [2006]750ml (エマニュエル・ルジェ) CP93

良いワインですが閉じぎみです。04は今飲んで美味しいのですが、06はこの春も閉じていたので寝ているのでしょうね。

これは5年後位に次は飲むしかないかもです。

味は良いと思います。しっかりした果実味と黒系果実の香りと、鉄分や赤身肉、強いミネラル、繊細で力のあるニュイです。

非常に良く作られた上品なニュイだと思います。

また数年後に飲んでみます。

販売店資料より

アンリ・ジャイエの兄にあたるジョルジュ・ジャイエ名義のこのエシェゾーの畑は、アンリ・ジャイエ氏の手によるワインでしたが、彼の死後、現在では甥にあたるエマニュエル・ルジェが後を引き継ぎました。


 アンリ・ジャイエの兄ジョルジュ・ジャイエの畑の葡萄からエマニュエル・ルジェが造るニュイ・サン・ジョルジュです。アンリジャイエはもちろん、エマニュエル・ルジェのニュイ・サン・ジョルジュも飲んだことがありません。一体どんなワインなのか、最近 ルジェの評価も上がっています。期待しつつ飲み始めた。

 13℃前後で抜栓し1時間くらい置く。グラン・クリュグラスに注ぎ、右手でボウルを包むように持ち、左手で口にフタをするようにしてスワリングをし、閉じているワインを開かせながら飲んだ。。濃く沈んだガーネット色、赤い花、菫、薔薇、ハイビスカス、沈丁花、カシス、プラム、ブラックベリー、ドライラズベリー、グリオット、フサスグリ、桃、ビターオレンジ、赤身肉、干し肉、レザー、鞣革、黒胡椒、香菜、丁子、杜松の実、オレガノ、タイム、ローズマリー、ミント、桂皮、バニラビーンズ、樽香、腐葉土、森の下草、濡れ落ち葉、煙草、プーアル茶、枯葉、湿った土、黒い土、ミネラル、若いと云うことは飲む前から充分に分かっているのだが、やはり思うように開かない。色は濃く、凝縮感も素晴らしいのだが、如何せん、バランスが悪い。こんな物なのかと少しがっかりしたが、もう少し置いてみた。元々ニュイ・サン・ジョルジュは硬く、土系のニュアンスが強く、控えめで華やかさに乏しいところが長所でも短所でもある。最初、野暮ったく土臭いようなワインと思ったが、時間と共に様相が一変した。濃く沈んだ色合いに、明るさと透明感が加わり、何とも艶っぽい。ニューワールド系に良くある濃くてフルーツ爆弾みたいな強烈さはない。控えめだが、存在感をはっきりと示す鮮やかな花と熟度コントロールのしっかりと行われた過熟でないフルーツのノート(2005と2006は熱波の年で、多くの造り手が過熟をはっきりと感じられるワインを造った。)が、静かに、でも、流れる水のように抗しがたい強さでヒタヒタと押し寄せた。最初の野暮ったさは何だったのか? 実に綺麗な酸とミネラルから来る透明感がそこにあった。大人しい花とフルーツ、滲み出るような肉・革系のニュアンスがボリュームたっぷりに広がり、実に美味い。更に時間が経つと様々な土・ミネラル系のニュアンスが怒濤のように押し寄せてくる。力強い凝縮感と濃度を持っているが、不思議と諄さや嫌みは全くない。むしろ軽やかで爽やかですらある。「ウソでしょう」と言われる方もあるでしょうが、良い物ほど、「濃くて強いのに軽い」という特徴を持っているのです。それはある意味、「色は薄く、軽やかで、肉・革・土・木などのニュアンスに溢れている」というピノ・ノワールの特徴からくるとも言えるのです。良い造り手は完熟した葡萄を選別し、より凝縮した果汁からワインを造りますが、良い畑の葡萄は濃くてもエレガントさを失わないのです。過熟させず、本来とも言える酸・ミネラルレヴェルの高い葡萄から造られたのでしょう。透明感の増すグラスの中で、肉が、革が、土が、ハーブが踊っています。ドライ系の花とフルーツも加わり、段々と出汁が効いたような雰囲気を見せ始めた。トーンがどんどん高くなっている。後、数年すると間違いなく昇華するようなアフターに至るだろう。しかし、ニュイ・サン・ジョルジュのワインがこれだけ高い品格を見せたことが今まであっただろうか? 数多くのニュイ・サン・ジョルジュを飲んでいるが、このレヴェルは殆どなかった。凄いワインです。値段はお高いですが、それだけのことは充分にあると思います。2009.4.11






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Last updated  2010/11/24 04:46:50 AM
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