テーマ:人生について(170)
カテゴリ:🔴 ME 【私自身のこと】
【橇(そり)のある風景】
昨夜、「老後の楽しみ」というふざけた文を書いたら、作家さんから「英語でエッセイを書いてくれ」とのリクエストをいただいたのだが、私の英語のレベルはとてもエッセイなど書くレベルではない。 申し訳ないから、何か思い出すことを、「日本語で」書いてみたい。 ・・・といいながら、いつも、スルスルと、いやズルズルと、結末も考えないまま、書き出してしまうのだが。 「象の墓場」という題で書いた私の告白調の日記でも触れたことだが、山っ気の多い私は、長年勤務した商社を退社して、米国で米国人の義弟とヴェンチャー・ビジネスをはじめた。 もう相当昔の話になる。 商社を退社してしばらくの間は、新しい人生に希望を持っていた。 貯金もたっぷりあったし、今まで出張ベースでしか来なかった米国での生活に新鮮さを感じた。 伝統のある東海岸でも、旧大陸の英国とはまたひと味ちがう空気の国である。 このビジネスで成功して、ミリオネアになって、自由な生活を楽しもうと思っていた。 ベンツやBWMだって、何台も買ってやってもいいと思っていた。 巨大な工場を買って、それをかなりの人数の労働者を雇用して改装しながら、夢のようなウォーターフロント(当時流行の海辺や河川沿岸の洒落た住宅街)を造成するつもりだった。 フラットも借りず、工場の機械室に寝袋を持ち込んで泊まり込んで、一心に作業をした。 英語の高等教育を受けた(嘘ですが)私に全く理解できない英語???をしゃべる米国人労働者達とも和気あいあいと働いた。 このビジネスの開始が、普通のタイミングであれば、案外早めに成功したのかも知れないのだが、ちょうど米国ではその事業に関する法律が変わり、おまけに住宅ブームが去って、不況になってしまった。 タイミングというものが、人生にいたずらするものだ。 退職金やマンションを売却して資金をつぎ込んだのに、そのビジネスがうまく行かない。 いくら素晴らしいコンパウンド(住宅街)でも、買い手がいなくなったのだ。 うまく行かないと言うだけでなく、収入が無い状態が長く続いた。 私が高い給料をもらっては、そのビジネスも苦しい。 やむを得ず、そのビジネスは義弟にまかせて、私は以前働いた商社の海外店に雇用してもらったりした。 その間に、妻とは離婚し、日本のマンションは売却したのだから、両親が住んでいる実家以外に、フラットを借りる以外に、住むべき家も無いという状態になった。 商社の海外店では、現地雇用というステイタスで、年下の駐在員の部下という立場にもなった。 以前自慢したように、私は海外プラント案件の営業においては、社内はもちろん、業界でもちょっと有名なほどに実績があったが、立場がちがえばだれにでも頭を下げなければならない。 年下の駐在員も、表面的には敬意を表してくれるが、内心はどういう風に私を思っているか、おおよそ見当はつく。 また、その駐在員の働きぶりをみて、「私ならこういう風にするのだが」と思っても立場がちがえば、そのようなことを云うべきでもない。 それでも駐在員は、ベンツで通勤する。 私は厳寒のなか、バスを待ち、混んだバスを乗り継いで通勤する。 私の人生ではじめての「屈辱」というものを、毎日、深く深く感じた。 二年ほどつとめたその商社の現地雇用員をやめて、米国にもどり、ニューヨークで仕入れた米国の女性用ドレスを東欧の市場に売ると言った行商のような商売までした。 ただ、重工メーカーとプラント案件の営業をしたようなおおまかな人間に、地を這って店店をまわるような繊維商売はうまくこなせるわけがない。 費用がかかっただけで、利益は上げることが出来なかった。 ある国で暮らしている元妻と娘を訪問した。 ある冬の朝、娘に会う約束で、安ホテルからバスを乗り継ぎ、元妻のフラットを訪れた。 その週は雪が降り積もっていて、地下の倉庫から娘の橇(そり)を持ち出して近くの公園へ向かった。 失業していても、私の服装だけはロンドンのシティーにつとめていた頃のままで、その国の人達からは「エレガント!」とほめられた。 アクアスキュータムの高価な最高級の黒いカシミア・コートにカシミアの白いショール。 スーツもおおよそそんなものだ。 そんな私の手を引っ張って、娘は元気にすすむ。 朝早い公園はまだ人気もなく、周辺の立木に囲まれて真っ白に広がっていた。 公園の真ん中あたりに、ほんのちょっと小高くなった丘のような場所があり、そこから前日あたりに子ども達が橇で滑り降りた跡が、スロープにクッキリ残っている。 娘とその小高い場所に上り、橇で滑り降りた。 緩いスロープだからあまり速度も出ないが、だからこそ危険性もなく、まだ幼い娘にはちょうどいい。 歓びの声を上げる娘を抱きしめて、何度も滑った。 私が橇を離れても、娘は橇遊びをやめない。 それからは、よちよちと、ひとりで橇のロープを背負いながらスロープを上り、頂上に着くと滑り降りる。 「ダディー!」と、娘が私を呼ぶ。 私に見てもらいたいのだ。 娘は混血だから、薄い栗色の髪の毛と透き通るような白い肌をしている。 原色のアノラックを着て、白いスロープを滑り降りる姿は、欧州人である。 その姿を見ながら、私の胸は痛んだ。 私が米国で働きだしてから、妻と娘とは別居になった。 それだけならまだいいのだが、収入をとざされてからは、私は鬱々として楽しめなかった。 私個人なら、本当にどうなっても平気だった。 もともと、「商社のヒッピー」とよばれていた、奔放な人間だったのだから。 ただ、たまに娘の国を訪問し、喜ぶ娘と一見楽しい時間をすごしているようでも、私はいつも、本当には我を忘れて楽しめなかった。 娘を見ているといつも、胸がシクシク痛んだ。 むしろ娘がはしゃぐほど、痛みが強くなった。 それは本当の痛みのようでもあり、気のせいかも知れなかった。 秋の日の ヴィオロンの ためいきの 身にしみて ひたぶるに うら悲し。 鐘のおとに 胸ふたぎ 色かへて 涙ぐむ 過ぎし日の おもひでや。 げにわれは うらぶれて こゝかしこ さだめなく とび散らふ 落葉かな ~落葉~ 上田敏訳 ヴェルレーヌ 有名なこの歌が、この歌詞が、その時の私の心境に似たようなものだったかも知れない。 身にしみて ひたぶるに うら悲し 胸ふたぎ涙ぐむ げにわれは うらぶれて こゝかしこ さだめなく とび散らふ 落葉 この無邪気な娘の将来を私は担えるのだろうか? 信頼しきっている娘の期待にこたえられるのだろうか? 私は商社を辞めるべきではなかったのだ。 同僚達のように、多少の苦労はあっても先ず安泰で、高給をとって、 世間的にはエリートと言われる、平凡でも安楽な生活を送ろうと思えば送れたのだ。 私は、それに私の家族は これから、生活して行けるのだろうか? この寒い国にいながら、なすすべもなく無為な毎日を過ごしている私。 昔の私の栄光?を だれが知るだろう? この冷たい空気が 胸の中まで吹き込んで、心臓まで凍りつかせてくれれば、この痛みはとまるかもしれない。 「ダディー!」 また、娘の声が冷たい空気の中に響く。 橇(そり)でスタートするところから、私に見て欲しいのだ。 その方向に手は振るが、もう声は出ない。 辺りを見回すと、公園をかこむように屹立する木立も、家々も、白く凍りついて、娘の声と橇の滑る微かな音以外は、無音の世界である。 私はこの想い出を、忘れたことはない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[🔴 ME 【私自身のこと】] カテゴリの最新記事
いろんな体験されているから大阪人と酒の席でもあわないというより、なかなか普通の話では人と合わないということはないのですか?つらいなあ~
(2006.01.22 10:00:51)
私は時々、
マリリンモンローもうんこする。(失礼)という 遠藤周作さんの言葉を思い出します。 alexさん、ビールを飲んでゆっくりして、 また、日記を書いてください。 (2006.01.22 10:17:24)
長いおつきあいですが、これまでで一番心に残るお話です。
目の前に雪の中の光景が広がって、心情が伝わってきます。 「市民ケーン」の橇の場面のような・・・・ (2006.01.22 10:22:17)
何かここに書かずに入られないのですが、何を書いても薄っぺらい気がしてしまいます。
自分の父親が持っていたであろう切なさ哀しさに思いを馳せたりして。 (2006.01.22 10:58:30)
苦しかったでしょうね。
この記事は、成人されている娘さんに書かれたメッセージだと思います。 きっと娘さんも、貴方の心情を分かってくださると思いますよ。 (2006.01.22 12:02:42)
うーん、こんなエッセー書くなんて…。
ユーモア作家alex99さんらしくないなー。 この楽天日記の最後のページにとっておいて欲しかったな。 読み終えて、涙がでてしまった、不覚。 (2006.01.22 13:08:03)
トイモイさん
>いろんな体験されているから大阪人と酒の席でもあわないというより、なかなか普通の話では人と合わないということはないのですか?つらいなあ~ ----- トイモイさんって、「含羞(がんしゅう?)」のインテリだから、それに私と同じ高級関西の阪神人だし(異議ある人もあるだろう)(すまぬ!)、海外放浪のヴァガボンドでもあるし、私と体質を同じくするものがすご~く多いのだけれど、基本はお洒落な神戸者!?なのに、その気取り?スタイル?を、かなぐり捨てて、私の告白シリーズには、例外的に、素直に優しい心情をだれよりも先に私に吐露してくれる! うっ! 泣けるぜ! (後は言葉にならず・・・・・・・・・・・・・・・・・・) (どこまで続けるんだ?) (秘密 このフレーズって、便利なんだ) ・・・・・・・・ (2006.01.22 13:13:55)
ぼちぼち7203さん
>私は時々、 >マリリンモンローもうんこする。(失礼)という >遠藤周作さんの言葉を思い出します。 >alexさん、ビールを飲んでゆっくりして、 >また、日記を書いてください。 ----- う~~ん。 ぼちぼちさんとは、生まれ育ち、ニアミスなんだと思う。 ひょっとしたら、死んだ妹の同級生? だから、お互いわかりすぎて、困るよね。 ぼちぼちさんの近影を msk222さんサイトのソフトフォーカスというか、ぼやけた写真で拝見したら、日本人離れした長身のゲルマン系の女性みたい。 デンマークへの留学経験などからして、その論理的思考と女権意識(これをあまり強調すると怒られる)楽天では希有の人かな? (2006.01.22 13:25:12)
kelly:さん
>長いおつきあいですが、これまでで一番心に残るお話です。 > >目の前に雪の中の光景が広がって、心情が伝わってきます。 >「市民ケーン」の橇の場面のような・・・・ ----- kelly:さんは、私の楽天の恋人だから?、なにを言っても?いいんだ。 実は秘密だけれど、「恋人」から「愛人」に格上げ(格下げ?)しようとも思っている。 素直に私の言うことを聞かないで、私を「お父さん」などと、いかにも私が「老人 であるがごとき錯覚を読者に与えようという「意図的な悪意」が感じられる今日このごろですが、みなさんいかがおすごしですか? ・・・って、「きっこ日記」に毒されて、みなさん、いかがお過ごしですか? やはり、ビールが、朝からのビールが効いてきました。 _| ̄|○ (2006.01.22 13:34:10)
去った頃というのは1990年代の始めでしょうか?全くタイミングがすべてですね。これが10年早ければ、今頃高級車も乗り放題でしょうが。それにしても、年下の部下のもとで働いたのは大変でしたね。僕も日本での再就職を考えたことがありますが、この屈辱感を思うと絶対にできないだろうな、と思う次第です。いくら年金が少なくとも、それだけで自立した老後を送るのが一番だ、とね。ただ、問題は先日の日記にもありましたが、老人ホームに入ってからですね。この性格で他の人とうまくやっていけるんだろうか?依怙地ですからね。お互い、気をつけましょう。
(2006.01.22 15:33:04)
回顧録をお書きになったら、さぞ分厚くなるでしょうね。
(2006.01.22 15:42:26)
alex99さん
>ぼちぼち7203さん >>私は時々、 >>マリリンモンローもうんこする。(失礼)という >>遠藤周作さんの言葉を思い出します。 ----- 恥ずかしくて、しばらく寝ていますが、この話だけには応答しなければ。 遠藤秀作先生が、週刊誌の対談でデヴィ夫人に 「いろいろ悪評があるが貴方は素晴らしい人だと私は思う では、貴方の真実の正直さを試そう 貴方はお風呂の中で、オナラをしたことがありますか? この答え次第で、貴方の正直さがわかります」 と言ったのです。 誠実で正直な?デヴィ夫人は長い沈思黙考の末、ついに 「はい 私はたびたびお風呂でオナラをしたことがあります」 と答えたのです。 私は、お風呂でオナラをする女性がいるとは思いません。 デヴィ夫人は例外中の例外だと思います。 もちろん私も、お風呂でオナラなどしません。 第一、お風呂に入ったこともありません。 (あ これは余計だった) なお、実録・伝記類を読めば、マリリン・モンローは、ベッドで、よくオナラをしたそうです。 (2006.01.22 18:54:59)
alex99さん
>ぼちぼち7203さん >>私は時々、 >>マリリンモンローもうんこする。(失礼)という >>遠藤周作さんの言葉を思い出します。 ----- 恥ずかしくて、しばらく寝ていますが、この話だけには応答しなければ。 遠藤秀作先生が、週刊誌の対談でデヴィ夫人に 「いろいろ悪評があるが貴方は素晴らしい人だと私は思う では、貴方の真実の正直さを試そう 貴方はお風呂の中で、オナラをしたことがありますか? この答え次第で、貴方の正直さがわかります」 と言ったのです。 誠実で正直な?デヴィ夫人は長い沈思黙考の末、ついに 「はい 私はたびたびお風呂でオナラをしたことがあります」 と答えたのです。 私は、お風呂でオナラをする女性がいるとは思いません。 デヴィ夫人は例外中の例外だと思います。 もちろん私も、お風呂でオナラなどしません。 第一、お風呂に入ったこともありません。 (あ これは余計だった) なお、実録・伝記類を読めば、マリリン・モンローは、ベッドで、よくオナラをしたそうです。 (2006.01.22 18:59:01)
なんと、映画のワンシーンのような切ない風景ですね・・・想像力の貧困な私にもその場面がソフトフォーカスで頭の中にうかんできて・・・うぅっ、何だか胸が苦しいよっ。
常に娘の側にいても何も与えてやれない父親も大勢いるのです。alexさんは娘さんに多くのもの(メッセージ)を与えてあげられた(今も与えている)のではないだろうか、と勝手ながら察しております。 (2006.01.22 19:53:35)
亡くなった父との『橇(そり)のある風景』を想い出せました。
ありがとうございます。 (2006.01.22 20:33:59)
こんばんは。
何度も読んでしまいました。 何を言っても、うまく言えそうにありませんが、『ダディー』というお嬢ちゃんの声がalexさんの深い支えになってるんだと思います。 子供の声は何にも勝る力ですね。 (2006.01.22 22:25:43)
ご承知のように、わたしも良く似た経験をalex99さん
よりもスケールダウンして通過していますよ。 しかし、2歳までに2、3回死に損なっているし、5歳には 生家もつけ火で焼け落ちた。死に掛けたのか、はたまた何度も死に 損なっていると、成人になってからの受難というのはなんだか儲けた あとのおつりのような気分になって、外から思われるよりはふてぶて しく過ごして来たという気がしています。 ただ、女房や娘には自分と同じタフさを要求するのは酷というもので、、、 これが痛し痒しなものです。 高村光太郎の「最も低きに居て高きを見よう/最も貧しきに居て足らざるなきを得よう」 というのは、魂の真相を知る人の言葉だといつも思うわけです。 (2006.01.22 22:44:09)
cozycoachさん
>去った頃というのは1990年代の始めでしょうか?全くタイミングがすべてですね。これが10年早ければ、今頃高級車も乗り放題でしょうが。それにしても、年下の部下のもとで働いたのは大変でしたね。僕も日本での再就職を考えたことがありますが、この屈辱感を思うと絶対にできないだろうな、と思う次第です。いくら年金が少なくとも、それだけで自立した老後を送るのが一番だ、とね。ただ、問題は先日の日記にもありましたが、老人ホームに入ってからですね。この性格で他の人とうまくやっていけるんだろうか?依怙地ですからね。お互い、気をつけましょう。 ----- cozycoachさんは全部おわかりですよね。 本当にいやなかっての部下?に仕えるって、地獄ですよ。 ただcozycoachさんとちがって、女性には、いこじにはならない私ですので、その辺に一条の光があるかと・・・。(笑) (2006.01.22 23:52:27)
sean007Aさん
>回顧録をお書きになったら、さぞ分厚くなるでしょうね。 ----- そんなものを書ける身分ではございません。 この程度の、自己憐憫で満足します。 いつかsean007Aさんと、飲みたいですね。 sean007Aさんは大阪人のようですが。(笑) (2006.01.22 23:55:14)
ねこのひげ99さん
>なんと、映画のワンシーンのような切ない風景ですね・・・想像力の貧困な私にもその場面がソフトフォーカスで頭の中にうかんできて・・・うぅっ、何だか胸が苦しいよっ。 > >常に娘の側にいても何も与えてやれない父親も大勢いるのです。alexさんは娘さんに多くのもの(メッセージ)を与えてあげられた(今も与えている)のではないだろうか、と勝手ながら察しております。 ----- ねこのひげさんには、いつも同情的なご理解をいただいて感謝しています。 本件は、勢いにまかせて、ちょっと大げさな事を書きました。 いつもは冷静に書いているつもり?ですが(そうでもないか?)、この事だけは、一番辛い経験として忘れられなくて。 他には耐えられても、耐えられない辛さっていうものがある・・・、それを書きたかった(かな?)。 (2006.01.23 00:00:49)
kelly:さん
>長いおつきあいですが、これまでで一番心に残るお話です。 > >目の前に雪の中の光景が広がって、心情が伝わってきます。 >「市民ケーン」の橇の場面のような・・・・ ----- kelly:さん こんなに書きすぎると、恥ずかしいよ~! (2006.01.23 00:04:07)
オダギリチガさん
>何かここに書かずに入られないのですが、何を書いても薄っぺらい気がしてしまいます。 >自分の父親が持っていたであろう切なさ哀しさに思いを馳せたりして。 ----- オダギリチガさん お父様の事、今まで書かれています? オダギリチガさんとは、私、最近のおつきあい(とても好きです)(お互いわかりあえるみたい)なので、知らぬ事もあるかと。 (2006.01.23 00:06:17)
野沢菜々子さん
>読ませていただき >しーんとしてじーんといたしました。 >その橇の音と周囲の白さを >カシミアコートのダディーの心情を >想像いたしました。 ----- 思索家の野沢菜々子さん 深く読んでいただいて、感謝いたします。 (2006.01.23 00:07:52)
ko7さん
>苦しかったでしょうね。 > >この記事は、成人されている娘さんに書かれたメッセージだと思います。 >きっと娘さんも、貴方の心情を分かってくださると思いますよ。 ----- ありがとうございます。 その通りです。 娘にメールで「読んだか?」と聞きたいような、照れくさいような。 第一、この事は覚えていないでしょうし(未だ幼くて)、ましてや私の心情など知らないはずです。 (2006.01.23 00:10:02)
msk222さん
>うーん、こんなエッセー書くなんて…。 >ユーモア作家alex99さんらしくないなー。 >この楽天日記の最後のページにとっておいて欲しかったな。 > >読み終えて、涙がでてしまった、不覚。 ----- 実はmsk222さんを泣かそうと思って、嘘っぱちを・・・。 ・・・てな事はありませぬ。 ただ、恥ずかしくて、ビール以外にも飲んでしまったじゃありませんか! ユーモア作家なのに、真剣になっちゃって、それも恥ずかしい。 (2006.01.23 00:13:26)
新藤 凉さん
>亡くなった父との『橇(そり)のある風景』を想い出せました。 >ありがとうございます。 ----- 新藤 凉さんからは、以前うかがったことがありますね。 実業家だったお父様の想い出を。 だから、この件を、父親の心情を、だれよりも理解していただけるかと・・・。 (2006.01.23 00:16:05)
夢子0506さん
>こんばんは。 >何度も読んでしまいました。 >何を言っても、うまく言えそうにありませんが、『ダディー』というお嬢ちゃんの声がalexさんの深い支えになってるんだと思います。 >子供の声は何にも勝る力ですね。 ----- 夢子0506さん 約束のあれ、私にもわかりませんでした。 失礼。 _| ̄|○ 読んでくれて、ありがとう。 (2006.01.23 00:20:03)
シャルドネ☆さん
>ご承知のように、わたしも良く似た経験をalex99さん >よりもスケールダウンして通過していますよ。 > >しかし、2歳までに2、3回死に損なっているし、5歳には >生家もつけ火で焼け落ちた。死に掛けたのか、はたまた何度も死に >損なっていると、成人になってからの受難というのはなんだか儲けた >あとのおつりのような気分になって、外から思われるよりはふてぶて >しく過ごして来たという気がしています。 > >ただ、女房や娘には自分と同じタフさを要求するのは酷というもので、、、 >これが痛し痒しなものです。 > >高村光太郎の「最も低きに居て高きを見よう/最も貧しきに居て足らざるなきを得よう」 >というのは、魂の真相を知る人の言葉だといつも思うわけです。 ----- そうですよね。 同感です。 いつもシャルドネ☆さんの日記を読ませていただいていますし、シャルドネ☆さんのドラマティックな人生についても、うかがっています。 シャルドネさんは、楽天内の最高の知性(正義感とともに)として尊敬しています。 これからは、お粗末ながら、ときどき、コメントを書かせてください。 これからもよろしく。 _| ̄|○ (2006.01.23 00:25:42)
読んでいると涙が流れました。亡くなった父親の姿と重なったからです。
私が小さい頃は本当によく可愛がってくれました。 些細なことでも親の愛情は子供の心にはいつまでも残るものです。 つないだ手の温かさも、抱きしめられた時のセーターの匂いも。 (2006.01.23 01:12:17)
青い蝶々さん
>読んでいると涙が流れました。亡くなった父親の姿と重なったからです。 >私が小さい頃は本当によく可愛がってくれました。 >些細なことでも親の愛情は子供の心にはいつまでも残るものです。 >つないだ手の温かさも、抱きしめられた時のセーターの匂いも。 ----- そういう風に読んでくれると、本当にうれしいです。 (2006.01.23 01:28:47)
>こんなに書きすぎると、恥ずかしいよ~!
----- 色ボケ日記の合間にこんな格調高いエッセイを書かれると、人って多面性を持っているなあ性格っていうのは一言でいえないなあ・・と驚かされます。 (2006.01.23 07:53:28)
kelly:さん
>enterキー押しちゃった~ >呼び捨てにしてるんじゃないですよ。 > > 「alexお父さん改めalexパパ」へ ----- 呼び捨てが本心だろう。(>_<) (2006.01.23 08:17:10)
alex99さん
>お父様の事、今まで書かれています? ----- 最近たまに思い出すので少し前に書きました。 「家族」カテゴリーに入れています。 (2006.01.23 14:20:59)
オダギリチガさん
>alex99さん >>お父様の事、今まで書かれています? >----- >最近たまに思い出すので少し前に書きました。 >「家族」カテゴリーに入れています。 ----- あ、少し思い出しました。 それにしても、拝見してみます。 (2006.01.23 14:31:17)
alex99さん
>オダギリチガさん >>alex99さん >>>お父様の事、今まで書かれています? >>----- >>最近たまに思い出すので少し前に書きました。 >>「家族」カテゴリーに入れています。 >----- >あ、少し思い出しました。 >それにしても、拝見してみます。 ----- 読ませていただきました。 すみません。 私、コメントまでしていますよね。(笑) (2006.01.23 14:45:41)
alex99さん
> >シャルドネさんは、楽天内の最高の知性(正義感とともに)として尊敬しています。 ----- 知性ということでは、あまり含有度がありません。 飛び込んでみないと理解できない神秘主義者と いうところで、体験知がほとんどです。 常人は、避けて通るところをガチンコしか、して 来なかったのですね。これを大阪ではアホと呼び ます。(笑) さて、、、 堀江貴文ライブドア社長逮捕に関してのコメントを本日拙生の日記にて 「世紀末ベンチャーブームの終焉 」としてアップしてみました。ご笑覧ください。 (2006.01.24 01:40:15)
の過去ログを復刻した 2021/12/11 に書いている
やはり、告白記事というものは恥ずかしい 復刻するのではなかったとも思ってしまう 頼まれもしないのに 自分からパンツを脱いでしまったような そんな気持である 私のパンツを返してほしい! ダメか (2021.12.11 18:25:01)
どこかに書いたと思うのだが
この米国への投資・起業の物件は そののち、幸いにも売却することができて 私は経済的に何とか立ち直り 今は,清貧の毎日を送っている(笑) それを書き加えておこう (2021.12.12 04:08:19) |
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