カテゴリ:健康対策・旬
忘れもしない6月4日午前、私は祇園祭の辻回しのプレミアム席を取るためにパソコンと携帯を握りしめて申し込みをトライした。ダメだった。
そして、くじ改めプレミアム席を取ろうと頑張り、めでたく手に入れたのであるー! このプレミアム席、7000円、お土産とガイド付きで、40席だったか、少ない数しかない。 行ってみたら、向かいのはくじを改める紫の着物を着た三役の真向かいの席で一番前だった。写真に写っている三人のなかで、真ん中は京都市長!!! 右手を見ると報道陣が陣取っている。 普通の予約席は3000円。くじ改めプレミアム席は、その倍以上の値段がして、後祭の予約席の中で一番高いが、一般市民が努力で手に入れることが可能な後祭の山鉾巡行では一番良い席ということかと思います! ちなみにプレミアム席であっても、夏の炎天下、テントはなーい!しかも、見所の辻回しは見られないので注意!(とはいえ後祭りは山鉾の数が10基と前祭りの巡行の3分の一以下。 過酷な環境での見学である。 ちなみに、くじ改めとは、何番目に出発するか決まったくじにかかれた文字を奉行に確認する場面で、それぞれの町の代表者(待ち行事)がくじ改めの場所で、それぞれの町の所作に従って、手に持つ箱を持っていき、中を華麗に開けて(紐がくるくるっと回ったり、、、)その番号を改めて、つまり確認してもらう。くじをひいていない、毎年決まっている順番のところも(くじ取らず)あり、そういう場合はくじ改めはない。 蝉がうるさい、暑~い天気のなか、なんばーん!とそれを読み上げられる声が響く。 改めてもらうと、こっちにおいでーと自分の町の山や鉾を呼ぶ。 こっちに移動してくる。これは鈴鹿山。雷除、安産の山。重そうな山を担いでくる。京都の夏はただでさえ暑いのに、この特別な暑さではさぞやきついことだろう。ただ、前祭りよりは楽な暑さだったらしい。 ガイドさんによると、雨だと貴重なものは山鉾にのせるのもやめることがあると。なので最高の状態の山鉾をみることができるのだということ、、、。 これは北観音山。くじ取らずで、二番目の登場と決まっているらしい。 柳がたなびいている。 そして、豪華な装飾品が特徴で、厄除けの山。 これは浄妙山。勝運の山。平家物語の宇治川の合戦から取材しているのだそう。 胴懸けの「柳橋水車図」の原画は長谷川等伯。 浄妙坊が着用している胴丸(甲冑)は室町時代のもので、重要文化財らしい。 後祭りの山鉾巡行は一時間半。前祭りのはじまりも30分遅いし、規模も小さい。しかも平日なので見物客の量はぐっと減っています。 私のような者は祇園祭初心者で、京都の夏になれていない。 なので、直後は呆然として食欲がわかなかったものの、今元気でいるのも後祭り見学ゆえだったからと考えると、結果的にはよかったと思います~。 今回の旅のテーマ、「旅の空だからとがっつかない。過酷な炎天下、なるべく元気でいる」でした。 さて、今回、各自の土産のなかに凍らせたアクエリアスがありました。 ペットボトルのDAKARAを凍らせて保冷バックにいれ、お茶も持参していましたが、それはバックごと膝のうえに置くとひんやりして気持ちよく、アクエリは手を冷やしながら溶けてきたところで飲んでいく。。。と別な使い方ができ、とても重宝しました! 同じ席で本来であれば花傘巡行を見ることができたのですが、暑さのため中止。 残念ですが、この暑さでは仕方がありません。 後祭り、宵山の記事はこちら!ブロ友さんの鉾見学の記事はこちら! ←ポチ、お願いします~!(別リンクじゃなくてごめんなさい) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[健康対策・旬] カテゴリの最新記事
|
|