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カテゴリ:読書(09~フィクション)
「ビッグコミック」9.25号を買った。目的は「カムイ外伝特別鼎談」を見るためと、カムイ外伝再開の「広告」を確かめるためである。
カムイ外伝が「カムイ伝第2部」終了後9年ぶりに再開される。三号連続掲載の「読みきり」としてである。しかし、この読みきりには大きな意味があると思っていた。「カムイ伝」再開の布石の可能性が十二分にあるのである。なぜならば、「カムイ伝」の場合は、白土三平独りでは決して描かれることは無い。80年代から始まったカムイ外伝ーカムイ伝の連載は白土三兄弟岡本鉄二(絵)、岡本真(マネージャー)の協力無しでは描けなかった。「カムイ伝」の終了は真が急逝してそれが頓挫してしまった可能性はある。しかしあとの二兄弟ももう歳だ。果たしてどれくらいの体力があるのか、それを今度の外伝連載で確かめなくてはならない。 映画「カムイ外伝」宣伝のために白土三平が久しぶりに公に姿を現している。写真を見る限りはつやもよく、非常に元気そうだ。だとすると、気になるのは、今度の外伝の「絵」は誰が描くのか、ということだ。今回の「広告」ではそれはついに明らかにならなかった。今度の本連載でそれを確かめなくてはならない。 次回「外伝-再会」はかつてカムイの幼馴染の抜け忍「伊児奈」が登場するのだという。カムイをして「彼女ならば抜けおおせるだろう」と言わしめた天性を持った抜け忍である。しかし白土のことだから、今度の登場はどのような意味を持つのか、気になることではある。あれだけの天性を持っていたスガルでさえ、あのような悲劇にあったのである。気になる。 鼎談を読んでも、別にたいした発見も無かった。どれほどのものになっているのか、映画の方はお手並み拝見と言ったところである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年09月10日 23時16分01秒
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