6858213 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

再出発日記

再出発日記

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

フリーページ

カテゴリ

お気に入りブログ

『宮本常一 伝書鳩… New! Mドングリさん

陰陽師0(ゼロ)★安… New! 天地 はるなさん

週刊 マンガ便 石… New! シマクマ君さん

韓国旅行2024春旅3… New! suzu1318さん

映画「あまろっく」… New! 七詩さん

カレンダー

2017年12月19日
XML
カテゴリ:洋画(12~)



「スターウオーズ ep7 フォースの覚醒」


お正月映画です。新作公開のこの時期に、あえて前作を紹介するのは、これを機会にスターウォーズの世界を知ってもらいたいからです。

去年6月に指摘しましたが、エピソード(以下ep)1、2、3におけるストーリーが、ナチスの独裁政権獲得の過程をなぞっています。その他、多くのマニア的な見方があるんです。毎回誰かが「嫌な予感がする」「フォースと共にあらんことを」と言います。その他、ep4とep7の類似点は、レジスタンスの存在やならず者の居酒屋等々たくさんあります。そして、必ず冒頭「遠い昔、はるかかなたの銀河系で」という言葉から始まります。つまり、これはSFスペースオペラであるのと同時に、壮大な神話物語であり英雄叙事詩なのです。繰り返しの展開が、却って大きな魅力になっています。

特に、「父親殺し」がシリーズの大きなテーマとして立ち現れていると、私は思っています。父親か、父と慕うほどの師匠を殺してしまう。そのあとに、英雄として再生するか、アナキン・スカイウオーカーがダース・ベイダーとなったように暗黒面に堕ちるか、が物語の最大のクライマックスになるはずです。

ep6から一挙に30年の月日が飛んで、このep7に移っています。この間、独裁者シス卿を倒し、フォースという不思議な力をコントロールするたった1人のジェダイになっていたルーク・スカイウオーカーは突然姿を消し、新たにファースト・オーダーという帝国が現れました。共和国側のルークの妹のレイア姫は劣勢を強いられています。両陣営にとり、ルークの場所を突き止めるのが事態を突破するカギとなり、ep7は突き止めるまでの話となりました。

一般に古今東西の英雄譚は、次のような構造を持っていると言われています。「英雄は日常から召喚され、旅立ちをし、死地に向かい、様々な試練に逢い、そして勝利或いは大きな恵みを与えられ、帰還して物語を終える」ルーク・スカイウオーカーは正にその過程を経ました。さて、新たな女性の主人公レイは、ルークやアナキンと同じく砂漠の星から召喚され、様々な試練にあいます。いったいどのように着地するのか。ep7から他のシリーズを確かめてもいいし、とりあえず新作ep8を観てもいい。TVでは、映像のこだわりは解りにくいかもしれませんが、大画面で見ると隅々まで作り込んでいることがわかります。ぜひ、このシリーズにはまってみてください。(2015年米 J・J・エイブラムス監督作品、レンタル可能シリーズは全て旧作料金)





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2017年12月19日 14時04分27秒
コメント(0) | コメントを書く
[洋画(12~)] カテゴリの最新記事


キーワードサーチ

▼キーワード検索

コメント新着

永田誠@ Re:アーカイブス加藤周一の映像 1(02/13) いまはデイリーモーションに移りました。 …
韓国好き@ Re:幽霊が見えたら教えてください 韓旅9-2 ソウル(11/14) 死体置き場にライトを当てたら声が聞こえ…
韓国好き@ Re:幽霊が見えたら教えてください 韓旅9-2 ソウル(11/14) 死体置き場にライトを当てたら声が聞こえ…
生まれる前@ Re:バージンブルース(11/04) いい風景です。 万引きで逃げ回るなんて…
aki@ Re:書評「図書館の魔女(4)」(02/26) 日本有事と急がれる改憲、大変恐縮とは存…
北村隆志@ Re:書評 加藤周一の「雑種文化」(01/18) 初めまして。加藤周一HPのリンクからお邪…
ななし@ Re:「消されたマンガ」表現の自由とは(04/30) 2012年に発表された『未病』は?
ポンボ@ Re:書評「図書館の魔女(4)」(02/26) お元気ですか? 心配致しております。 お…
むちゃばあ@ Re:そのとき 小森香子詩選集(08/11) はじめまして むちゃばあと申します 昨日…
KUMA0504@ Re[1]:書評「どっちがどっち まぎらわしい生きものたち」(02/26) はんらさんへ 今気がつきました。ごめんな…

バックナンバー

・2024年04月
・2024年03月
・2024年02月
・2024年01月
・2023年12月
・2023年11月
・2023年10月
・2023年09月

© Rakuten Group, Inc.