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2009/03/05
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カテゴリ:オーストリー


【3月12日より出荷】ピヒラー リースリング フォン・デン・テラッセン スマラクト 2004 CP93

これは非常に素晴らしいワインだと思います。

色は薄めの麦藁色、香は柑橘系、オレンジピール、味わいは舌を刺すような酸がありながら、ピタット果実味が寄り添っています。この酸と果実の甘味のバランスが最高です。そしてミネラルやエキス分がその細い酸と果実味を包んでいます。

こんなに綺麗な酸のワインを飲むのは初めてです。

酸っぱいのに旨い、あっという間に無くなってしまいました。

料理にもよく合います。今日は蒸しアワビに牡蠣の塩辛のエキスをかけて食べました。

パーカー高評価の作り手で、オーストリーのトップドメーヌだそうです。

良いですよ。

2004 F X Pichler Riesling Smaragd Von Den Terrassen

Wine Advocate # 160
Aug 2005 David Schildknecht 87 Drink: N/A $17-$33 (40)
Pichler's 2004 Riesling Von den Terrassen comes, as usual, largely from a single picking of Durnstein's Hollerin vineyard (which the Pichlers don't own, but rather rent from local baker-vintner Schmidl), with small contributions from the neighboring Kellerberg and other sites. Orange, tangerine and lime aromas correctly forecast a palate full of citrus as well, with faintly bitter accents of black currant and citrus oils. The finish is strident and adamant in its lime and tangerine zest bitterness. It remains questionable whether this impressively concentrated wine will become more comfortable in its skin and open up.
 

販売店資料より

ロマネ・コンティ、ラトゥールとも並び評されるオーストリアの至高、幻の白ワイン!

フランツ・クサファー・ピヒラーは、同業者たちから敬意と畏怖を込めてFX.と呼ばれるオーストリアでトップの醸造家。オーストリアで最高の銘醸地ヴァッハウにあり、今や辛口白ワインで世界のトッププメーカーと呼ばれる生産者です。

果実味・酸・ミネラルのバランスが理想的な気品ある味わいは日本の繊細で複雑な料理や食材に素晴らしく合います。白ワインの味わい引出しが大きく広がるのがFX.ピヒラーのワインと思います。

●歴史

ピヒラー イメージ
想像を絶するほどの川沿いの急斜面にある葡萄畑。農作業は必然的に全て手作業となる。

ファインワイン生産国として世界中の注目を集め、急成長を遂げているオーストリアワイン、その屈指の銘醸地ヴァッハウ地区を代表するF.X.ピヒラーは1900年創業の5世代続く生産者で、その卓越した品質からロマネ・コンティやシャトー・ラトゥールと並び評されるほどその評価は高く、注目を集める作り手のひとりです。

主にグリューナー・フェルトリーナー種とリースリング種を極上の区画で栽培し、厳選した葡萄から作られるワインの生産量は約10万本と極少量です。オーストリア国内のワイン愛好家からも特別なワインと崇められ、他のワイナリーとは一線を画します。さらに国内の消費が生産量の70%を占めるため、輸出は30%たらずで、その評判の高さと流通量の少なさから、通年瓶詰め前の2月には完売するほど入手困難です。

パーカーのバイヤーズガイドのドメーヌ評価は★★★★★(傑出)の最高ランクです。

●畑

ピヒラー イメージ
凝縮されたミネラル分は、この岩盤とドナウ河が運んだ恩恵といえる。

比較的平坦なニコライホーフの畑に比べ、ピヒラーが所有する11haの畑の多くは急勾配に面しています。ヴァッハウ最良の畑として知られる「ケラーベルグ畑」のピヒラーが所有する1.8haは、上部に岩盤の地層を持ちそこには根の強いリースリング種を植えています。土壌は岩盤が風化して細かく砕けて出来たもので、歩くとしっかり足跡がつくほど柔らかい感触で水はけが良く、ドナウ河の傾斜を涼風が通り抜けるため、酸・果実味・ミネラルのバランスが理想的となります。良い畑の条件のひとつとして、桃や胡桃が育つと言われますが、畑の近くに桃の樹が実際にあります。

ピヒラーの栽培の特徴は、摘葉をなるべく控え葡萄が早く完熟してエレガントさの基となる酸を失わないようにすることが挙げられます。また地理的な優位性で夜の気温が低く、酸を充分に蓄えられることが可能で、通常のスマラクト級(→詳細)が10月に収穫するところ1ヶ月遅い収穫でも完熟し尚且つ酸のある葡萄を収穫できます。

●ワイン造りについて

ピヒラー イメージ
当主ピヒラー氏

当主ピヒラー氏「私は繊細な人間で、鋭い目を持っている。畑に出ると土を見て果実を見て、どういうものを引き出せるか即座にわかる。その能力は神から授かった」と、当主のフランツ・クサファー・ピヒラー氏は雑誌のインタビューで答えています。一見傲慢とも取れるコメントですが、その完熟ブドウへの徹底したこだわりをみればうなずけます。

収穫は10月後半から始め、スマラクトは11月に行ないます(この地域では最も遅いタイミング)。早朝に収穫を行ない素早く破砕した後、12~18時間スキン・コンタクトを行ないます。プレスはゆっくり、圧力をかけ過ぎることなく行ない、発酵はアロマを尊重するためステンレスタンクで18-23℃に保ち、スマラクトの場合で約2週間かけて行ないます。発酵後は大樽に移し熟成させ、グリューナー・フェルトリーナーで4月頃から、リースリングで5月に瓶詰めします。

スマラクトとは

スマラクトとは、ヴァッハウというブドウ栽培地区の生産者達が品質の高いワインを生産していくために協会を設立し、オーストリーワイン法とは別に独自の厳格な品質基準を設定して毎年試飲して行っているワインの格付けの1つ。「スマラクト」はヴァッハウで最高のワインに与えられる名称で、最低糖度やアルコール度数は12度以上と厳格に決められています。豊かな果実味とバランスのよい酸味の調和したワインだけに、この名称が認められ、国内では一流レストランには欠かせない存在です。






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Last updated  2009/03/05 03:23:42 AM
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