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カテゴリ:海の幸
越前蟹の季節ですね。今年初めて食べました。やっぱり旨いですね。 蟹って色々あります。 タラバ蟹はダイナミックな味でバター焼きなどにすると旨いです。コロッケやグラタンでも一番旨いですね。洋食向きの蟹です。 毛ガニはミソとモモの肉は最高です。ほっくりした茹でたてが最高です。 ワタリガニは身はやや柔らかいですが、ミソが旨いです。内子も美味しいですね。だし汁に関しては蟹の中でピカ一です。 上海蟹はミソと内子を食べる蟹で身は大した事はありません。 ズワイ蟹は取れるところで全然値段が違います。特に日本海側で取れる蟹は超高級品です。北海道やロシアで取れる蟹の10倍以上の値がつきます。 産地で松葉蟹、越前蟹、と呼ばれますが全てズワイ蟹の仲間です。オスは大きくミソと足の肉は最高です。雑味の無さと繊細さでは全ての蟹の頂点です。メスはセイコ蟹とか香箱蟹とか呼ばれますが、ミソ、内子、外子、身と4つの味が楽しめる蟹です。 この蟹は越前蟹です。石川県から島根県まで有名なズワイ蟹の産地がありますが、その中でもトップスターです。肉で言うと松坂牛と言う感じでしょうか。 越前は福井の蟹です。景勝地の東尋坊の先に広がる冬は暗い海です。 この海で取れた蟹が日本一の蟹で皇室献上品です。立派なオスの蟹は1匹20000円以上です。ワインで言うとDRCやボルドー5大シャトークラスです。 漁師さんは一晩で一人30万円とか稼ぐそうです。 メスは小さくオスの5分の1位の大きさです。足を食べるには器用な人でないと疲れます。 しかし、赤い紅サンゴの様な色をした内子、蟹ミソ、プチプチした外子の味は最高です。珍味を楽しむ蟹ですね。だから金沢では香箱蟹と呼びます。香りが詰まった蟹と言う意味でしょう。 メスを取ると資源が枯渇するので、雌かにを取って良いのは11月10日から1月の10日の2月です。しかしお正月が入るので実質的に40日位しか食べれません。 年に一度冬になったら、このセイコ蟹で一杯やるのが最高です。 食べ方は色々あります。ミソと内子、外子、身をほぐしてリゾットやパスタにしても美味しいですし、海鮮丼にしても旨いです。 でもそのまま食べるのが私は好きです。 腹いっぱいにしたい人や、子供の食べる蟹ではありません。大人の酒席の蟹です。 ふくよかなオーストリーのグリューナーやローヌのエルミタージュ・ブランとも良く合いますよ。 今回届いた蟹は一匹240gでした。セイコ蟹としては大きな方です。 良い蟹でした。ご馳走様です。 ずわいがに べにずわいがに 平成14年 水産庁より お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009/11/25 04:56:28 AM
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