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カテゴリ:ノンフィクション
もう時効だから、すべて話そうか 重大事件ここだけの話【電子書籍】[ 一橋文哉 ] 昭和末期から平成にかけての様々な事件の裏側についての話。 そんじょそこらにある一般的な事件でなく,たとえばオウム真理教やら林真須美やら宮崎勤やらなにやらかにやら世の中を震撼させた大事件ばかりが次から次へとフラッシュのように出てきて読み手は翻弄される。 そして一言その感想を言えば,不快。 いくら事件慣れしていてもこれだけの不快な事件が次から次へと登場しその裏側までえぐられるともうその話はすでにミステリーというフィクションを超えて,サイコホラーをも超えるレベルに到達してしまうのだ。 それほど人間の闇は深い。 その中でも幼い子特に女の子が被害者となる案件について本書を読むと,思った以上に数があるのだということを感じてしまう。 私の頭の中ではDNA鑑定が未熟な時代に起きたこの種事件に関し,イメージとして次から次へと冤罪が起きてしまったということがあったが,そういう事件のうち,奈良における同種事件の被疑者小林薫は, 奈良地裁は〇六年九月、「被害者が一人であることは死刑回避の理由にはならない」と死刑判決を言い渡した。 としてたった一人の殺害に関わらず死刑に処せられたという事実を知り今までの私の間違った知識,すなわち複数人を殺さなければ死刑にならなという通論?が誤りだったと知った。 この件に関しては被害者の無念を思えば裁判所の素晴らしい判断だった私は思う。 その死刑判断について司法修習所は次のような報告書を出している。 すなわち, 報告書は《生命は刑法上、最も重要な利益で、これが侵された個数が多いほど刑事責任が重いのは当然》(要旨)などと被害者数を死刑の判断基準として優先するように明確に進言している。 というものである。 どうやら裁判員裁判制度をまえにした見解のようだが,死刑に関する判決は上記がひとつのスタンダードになりそうだ。 それ以上に世の中には不快極まる事件が多すぎる。(8/6記) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023.10.10 05:42:41
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