知人宅で、夏のパリのお土産に、
ラデュレの
マカロンをいただいたから皆でお味見を、と出して下さったのは可愛い箱!てんとう虫~!
きれいにピエがでているマカロンが、お行儀よく並んでいます。
ラデュレの
マカロン
ココナッツのマカロン(右奥)が、夏らしいお味でした。
もう一つの楽しみは、
美しい箱。
次々と新作が出される箱は、コレクションしたいほどです。
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参考に、今年3月のラデュレのディスプレイを。↓
この時は淡い色の箱が中心でした。
左側には、ピンク色の
ギモーヴ(英名:マシュマロ★)が。
ちょうど
イースターの頃でしたので、町中に
卵や
ウサギがあふれていました。
ラデュレでも、卵型のチョコが店頭に。
エレガントな色合いですね。
秋には日本橋三越に出店すると耳にしましたが、パリの雰囲気がそのまま伝わるお店でありますように☆
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★
マシュマロとギモーヴの違い ★
諸説あり、断言は難しいです。
私はお菓子についてわからないことがあると、たいてい
オーボンヴュータンの
河田勝彦シェフの著書『
ベーシックは美味しい』を辞書がわりに引いてしまうことが多いのですが、こちらの本には、ギモーヴが紹介されていて、主な材料は砂糖、水飴、ゼラチン、卵白。
河田シェフの感覚では、「マシュマロとギモーヴはやや食感が異なる」とのこと。
「その食感の違いを生むものは…」と続けて説明がありますが、全て引用するのもいけないかと思いまして、ここには書けませんが~。
ふむふむ。
私の中での区別は簡単です。
先日の
マシュマロ食べ比べの記事の所にも書きましたが、もとは
ウスベニタチアオイ(薄紅立葵)(和名)と呼ばれる植物が原料。
英名:
マーシュマロー、仏名:
ギモーヴ。
現在ではこの植物は材料としては使われていません。
庶民的なお菓子としてそれぞれの地域で発展。
例えばアメリカではころころっとした形で甘さが強く、串に刺してバーベキューの時に焼かれたりもし、一方フランスではフランス菓子として進化し、断面が四角で細長い形に作り、(かなり)長いまま又は四角くカットして売られているのが一般的です。
材料はほとんど同じですが、若干の工程の違いで食感が違います。
同じ「ケーキ」という名でもアメリカのケーキとフランスのケーキが見た目も味も全く異なるのと同様、簡単に訳すとギモーヴ=マシュマロですが、それぞれの地域にあわせて進化しています。
…といったまとめ方で、いかがでしょう?
更に日本では、ここ数年の間に、お菓子屋さんが作る高級菓子のイメージで、果汁を使いフルーツの味がしっかり感じられるギモーヴとして、急速に進化を遂げていますね。
以前はバレンタインデーのお返しに、「ホワイトデーにはマシュマロを」と言われた時代が一瞬ありました。それはバレンタイン=チョコレートのようには定着せず、クッキーやキャンディなど混乱の時代へ。
そして、最近では「ホワイトデーにはマカロンを」が、有力です。
来年はそこへ“マシュマロ”が姿を変え“ギモーヴ”として乱入?
ちょっと楽しみですね。
『
ベーシックは美味しい』 河田勝彦・著
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