テーマ:スイーツ★スイーツ(13274)
カテゴリ:お菓子/グルメイベント
「3分前!」 の声が突然聞こえた時、チームジャパンのお皿の上には、まだ何も出ていない。
緑と黄色のS字ラインが描かれているように見えるだけ。 何やら話しこむ選手3人。なになに?どうしたの? そして… 動いた! オーブンの中に入れたのは白い陶器のフタ。 熱いデザートが冷めないようにフタをするのかな。 「1分前」 アイスクリームを飾る。手が忙しく動く。早回しを見ているみたい。 まにあう? 1分前…って、あと1分しかないよ。 審査員の前に完成した皿盛りデザートを出さなければ! 「30秒前」 の声。見ているこちらの心臓がどきどき。電光掲示板の数字は容赦なく減っていく。 「スリー・ツー・ワン・プ~ッ!」 (いや、もしかして「さん・にー・いち・プ~ッ!」だったかも) …8人の各国審査員の前に、できたプレートから順にどんどん運ばれる日本チームのデザート。 まだ選手の手が動いているような気がする。 減点になるのか、それともセーフか。 白い陶器のフタをパッと開けた時、中から現れたデザートは…。 あれっ?フタをとってもやっぱり白い。ちょっと地味かも。。。 白いアイスクリーム、緑と黄色のライン(ソース?)、キツネ色の生地のようなものが下にくっついた白っぽい卵型の塊。とてもシンプル。 コンクール最初の作品・皿盛りデザートの今回のルールは、 「フルコースを食べた後のデザートとして創作」 「一つのお皿に温かい物と冷たい物を同時にのせること」 ということは、白い卵型の塊が、熱々の何か…? ◆ 競技は12時に一斉にスタート。2時間後から皿盛りデザートの審査が開始。 ステージに横一列に並んだ8カ国のチームの左端から順に、10分ずつ時間をずらして審査員の前にデザートのプレートを運びます。 順番が後のほうで出すチームは、デザートの最終仕上げだけを残し、次の競技の準備をどんどん進めながら出番を待つ方式。 チームジャパンのブースは左端のアメリカに続き二つ目。すぐ順番がまわってきた、という印象でした。 ◆ 記述の中に「?」が多いのは、初日の競技内容に関し、全く解説がなかったため。 競技中はもちろん、審査の時にも説明はありません。そのため、 あの茶色いのはコーヒー。…かな? 緑色はピスタチオ、いえ、抹茶。…とか? と、(どこかのドラマで聞いたような語尾がくっつく)想像の世界に。 もしかしたら、大会の最後に解説がある…かも。 フィギュアスケートのテレビ中継のように、事前に渡されているプログラム内容と比較し、滑っている最中に「ここは3回転のはずでしたが、シングルになってしまいましたね」といったリアルタイムの解説を無意識に求めていたのかもしれません。 「ここは4層で仕上げるはずでしたが、フリーザーの調子が悪く、3層に!味のバランスが変わってきますね」…なんていう解説は、もちろんありません。 ◆ 「アジア初のパティシエの世界頂上決戦」として誕生した世界パティスリー2009 。 東京ドームシティ JCBホールの2階席正面から見おろす形で観戦。 強い味方は、舞台観劇時に大活躍する双眼鏡。選手の手元まではっきり見えます♪必携品。 今までにジャパンケーキショー東京などで行われたコンクールをちらっと眺めたことはあっても、最初から最後まで世界大会を観戦するのは初めてのこと。 目の前で繰り広げられる熱き戦いは、日本ならではの雰囲気に包まれ、静かに進行。 そう、思っていたよりずっと静か。 フランスやアメリカの大会では、チームの応援にかけつけたサポーターたちが大きな旗を掲げ、大声をあげて熱く声援を送っていたような気が。 日本でのBGMはジャズなど軽い音楽で、じゃかじゃか盛り上げるような賑やかな曲ではありませんでした。 ◆ 今回の大会にあたり、実行委員会は「公正なジャッジが行われること」に心をくだいた、と特別協力委員の辻口博啓シェフ。 8人の審査員の一人一人の間に“仕切り”を立てたのもその一つ。 一人の審査員が、派手なジェスチャーで、目の前の作品に対し何らかのアピールをすることにより、周りの審査員がそれに引きずられてしまうことを避けるための配慮とのこと。 ラーメン 一蘭 の「味集中カウンター」仕切り方式!これは素晴らしい~。 審査員のジャッジの仕方を正面から見ていると面白い。 しばらくの間口にせずに、じっと眺めたりスケッチをしたりする人、すぐに口に運んで味わう人、記録用にデジカメで撮影する人も。 前のチームには長い時間眺めてから口にしていた審査員が、今回はちらっと眺めただけでさっさと食べ初めてしまうと不安になったり。さて、どんな点数がつけられているのか。 ここで、嬉しいお知らせが。 この大会の模様が、早くも来週、 3月21日(土)にテレビ放映されます。 解説が聞けるのが嬉しい~♪ 3月21日(土)10:45~11:40 フジテレビ 「チャンネルΣ・世界パティスリー2009~トップパティシエによるスイーツの祭典~ 」 録画予約、お忘れなく~。 というわけで、ここでは詳しい得点、順位などについての記載は控えますね。 ちょこっとだけお見せすると… ※この写真は撮影・ブログ掲載許可をいただいています チームJAPAN 2品目 アントルメ 味覚審査で高得点 緑色は何か? これは、ピスタチオでも抹茶でもなく、翌日漏れ聞いた所によると、ミントとか。詳細は不明。 コンクールに期待される「今までにない独創性あふれる作品」になっているようです。 チームJAPAN、奮戦中。 今日15日は、朝 8時から競技開始。 ボンボンショコラ、ガトー・ド・ボワイヤージュ(焼き菓子&パッケージ)、プティガトーの審査があり、最終プレゼンテーション(飴細工ピエスモンテ、チョコレートピエスモンテ)へ。 参加する全チームの選手達が、それぞれ全力を尽くして戦えますように! 2日目へ 行ってきま~す。 世界パティスリー2009 現場レポート もくじ ※ 深夜~朝にかけ、楽天ブログのメンテナンスがあり、途中までのアップとなり失礼しました。別ブログに書いた記事のところにリンクを飛ばしたはずが、リンクになっていなかったのも不思議で…。 世界パティスリーのレポートよろしくね!と思われたら ↓を押して応援して下さい☆ いつもクリックありがとうございます♪ 一日一回カウントされます。よろしくお願いしま~す。 ↓ ↓ ガレットのお菓子日記 Home お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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