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カテゴリ:アジア映画(08)
ジョン・ウー'S「赤壁」は吉川英治タイプの「三国志」でした。
監督・製作・製作総指揮・脚本 : ジョン・ウー 出演 : トニー・レオン 、 金城武 、 チャン・フォンイー 、 チャン・チェン 、 ヴィッキー・チャオ 、 フー・ジュン 、 中村獅童 、 リン・チーリン けれん味たっぷり。関羽、張飛、趙雲、甘興がこれでもかと言うほどに見せ場を演じ、劉備は家臣のために草鞋を組み、老成しているかのように落ち着いた青年孔明や、大人な周瑜、曹操は英雄色を好む。全く日本も中国もおんなじ三国志を愉しんでいるのだとなあ、と思った。それプラス、ゲーム感覚も取り入れている。 吉川英治版「三国志」は中学時代、「宮本武蔵」「新書太閤記」を読んだあとに間髪いれずに読んだ覚えがある。読み出したら本を置くあたわず、すぐに最後の方まで読んだ。さすがに英雄が次々と死んでいき、孔明のみが残り、「出師の表」を書くあたりで息切れがしたけども、講談調の三国志は嫌いではありません。この映画、「平安」を願う場面などは出てきますが、平和がテーマではありません。ただ、ただ、かっこいい男たちを描きたい、それだけなのだろうと思う。それはたぶん成功しています。ほとんどたいくつしませんでした。まあ、当然赤壁の戦いの直前で第一部は終わるわけです。それを覚悟して観にいくがよろしかろうと思います。一応次も見たいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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おー、写真無しですね。レッドクリフはクマさんの反応が楽しみでした。闇の子どもたちは、私の周囲は評価低かった。
ところで長門=桑田はね、ずっと昔から桑田周辺では定説(笑)でした。同一人物かという位似てる。 (2008年11月06日 07時31分13秒)
面白い映画のようですね。
観に行こうかなー。 (2008年11月06日 17時48分44秒)
ヨーコ1015さん
>おー、写真無しですね。レッドクリフはクマさんの反応が楽しみでした。闇の子どもたちは、私の周囲は評価低かった。 >ところで長門=桑田はね、ずっと昔から桑田周辺では定説(笑)でした。同一人物かという位似てる。 ----- 大体マイ評価で80点以上は写真をつけるようにしています。これは78点でした。(^_^;)結局、合計5時間以上の大作なのですが、赤壁だけしか描いていないのです。せっかくこれだけ金と時間をかけるのだったら、もっと三国志の場面を色々出し欲しかったというのが、減点二の内容です。 闇の子供たちは、確かにハリウッド映画と比べると、荒さはあるかもしれない。けれどもハリウッド映画に、あの子供たちの映像は撮れない。絶対に。そういう意味では、すごい映画なのです。 (2008年11月07日 00時30分23秒)
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