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2020.05.19
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カテゴリ:読書論(術)

読書の技法【電子書籍】[ 佐藤優 ]

 私にとっての3大知的巨人は、同じ山形県出身ですでに故人となられた、井上ひさし氏、渡部昇一氏、そして未だ現役の、立花隆氏だ。
 この3大知的巨人のあとに来るのが著者だと私は密かに期待している。
 多分、本ブログに本書が登場するのはこれが3回目ではなかろうか。
 そのほか、本書が好きで、図書館に行ってはちょいちょいつまみ読みもしている。
 著者の読書量は半端なものではなく、1月に300〜500冊だという。
 これらの本のうち、たった5分で読了する、超速読、と、普通の速読、の2種類の速読を駆使していると著者はいう。
 基礎知識は熟読によってしか身につけることはできない。
 しかし、熟読できる本の数は限られている。
 そのため、熟読する本を絞り込む、時間を確保するための本の精査として、速読が必要になるのである。
​ なのだそうだ。
 著者は外務省のノンキャリアであり、あの鈴木宗男事件にも連座して刑務所暮らしもした苦労人であるが、その中で独自の知的生活を確立し、今は午前5時起きをして、午前中執筆活動、26時に就寝するまで、5,6時間の読書を惜しまない知的生活をしている人だ。
 基本書は図書館から借りてきたものではなく、私物を用いる。
 本のページを折ったり、シャーペンや鉛筆で線を引いたり、書き込みをするからだ。
 というように、知的巨人は自前の本を用意し、まさにそれを加工して自分のものとしているのだ。
 図書館の本には目を向けない。
 翻ってこのコロナ騒ぎ、図書館の本が読めない私は、本当に困った状態になっているのだ。
 本書は、電子書籍で読んだ。
 そうすると、上記のような、ドッグイアとか、書き込みができない。
 一応、お気に入り、とか、蛍光ペン様で線を引いたりはできるのだが、紙の本に比べたら、機動性に欠ける。
​ さて、超速読であるが、
 超速読の目的は2つある。
 ひとつは、前述したように、「この本が自分にとって有益かどうか」「時間をかけて読むに値する本かどうか」の仕分けである。
 しかし、この判断ができるためには、その分野について一定の基礎知識があるというのが大前提になる。
という性格がある。
 いわば、超速読というのはふるいですな。
 だから、どんどん冊数がふえるということになる。
 ここで重要なのは、すでに十分な基礎知識があるということだ。
 基礎知識のないところに速読はありえないというのが、著者の持論でもある。
 その後、普通の速読にはいるわけだが、その際、世に盛る速読本にある、目の動かし方を参考に自分にとってベストな方法を身につけるべきだ、とする。
 このような知的生活も世の中にあるということだ。





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最終更新日  2020.05.19 06:20:18
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