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カテゴリ:歴史
中興の祖、崇神 桂川光和
これまで様々な日本古代史の本を読んできた。 その結果私の頭の中で少しずつ整理されてきた。 問題は、卑弥呼と邪馬台国、そしてこれらが記紀に出ていないことである。 この問題が明らかになれば、日本の古代史は明らかになる。 今のところ、卑弥呼と邪馬台国は、現天皇家とは違う系統ゆえあえて記紀に入っていないこと、したがって天照大神が卑弥呼ではありえないということになる、らしい。 ところが桂川史論では、卑弥呼は現天皇家と深く関わっているということになる。 次のようなエピソードを出し、 櫛箱(くしばこ)の中に入っているから驚くなという。箸墓に祀られているのが一体誰かと推測する。 箸墓は、上記の通り前方後円墳であり、定説では卑弥呼の墓とされる。 それにあえて著者は異論を唱える。 この墓は、卑弥呼の後の女王の墓だと比定する。 そして、神武も存在し、その神武と崇神について、 それではなぜ二人が、最初に国を治めた人という、同じ意味の名前を持つのかである。として、神武以下の天皇の系統はまさに万世一系だと断ずるわけだ。 そこに卑弥呼もかすっているという推論を主張する。 しかし果たしてそれでよろしいのだろうか。 私は、桂川史論における卑弥呼に関する推測は面白いと思うが、天皇家に関しては大方の論者が言うように神武=崇神でよろしいのではないかと思う。 神話も記紀も現天皇家に都合良く書かれたものだということは、これまでの研究ではっきりしていることであり、それから推察される大方の定説は正しいものだと思われる。 したがって桂川さんには、ここで、卑弥呼と邪馬台国に特化した研究をし続け、何らかの結論を出してほしいものだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021.03.24 06:07:18
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