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2021.11.29
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カテゴリ:歴史
スゴすぎる古代弥生語の衝撃 上・中・下巻 萩原継男
 ちょっと体裁が良くなくてこれもまたKindle Unlimitedの特徴となろう。
 古代弥生後は一音一義なのだそうだ。
 そこから追って行ってたとえば、わだつみ、ということについて、ウィキペディアに掲載してあることは真っ赤なウソだと論陣を張る。
 ウィキペディアの出典は高名な学者らしいからその点で著者はすごい度胸と自信の持ち主だとなろう。
 私は、わだつみ、に関しては著者の論に賛成だ。
 ただし本書が問題なのは、というより著者の論陣が無謀なのは、つまり対論がないことと根拠が載っていないことだろう。
 だから一般論には程遠い内容ということになる。
 ただ1つの古代日本に関する論の提示としてみれば、本書はとても面白い内容なのである。
 ただ体裁を整えてほしかった。
 子供の文集でないのだから。
 本書で述べられている著者の人生論について
 
 つまり煩悩と菩提とは およそ反対の世界ではありますが 両方とも”わたし”の中での「自己同一の真実」であるのでこれを「絶対矛盾の自己同一」という西田哲学の言葉で表現することもできるということです。
  さて ここまで来ると「人はどこから来て どこへ行くのか」という大昔からの またタヒチに住んだ画家ゴーギャンのように 生涯の一大事として この問題の解決を求めるようになる人々が出てきます。
 そして ここまで考える人ならば 当然「人間とは何か 自分とは何か」という疑問も当然起こってくることでしょう。
 そこで 自分がこれまでの探求の中でえられた一応のこれらに対する結論を提示して見たいと思います。
 結論から申し上げれば 古代神道の次の簡潔な表現が ひょっとしたら一番分かりやすいのではないかと思います。
 すなわち「人は神から生まれて (煩悩具足の)人間として生き やがて いつかは 究極には もと来た神の世界に帰ってゆくのだ」ということです。
という。
 この言葉に読み手は救われる。
 上記のようであれば自分とは一体何者かなどと悩む必要はなくなるのだ。
 ただその根拠がないから人は悩む。
 少なくとも煩悩を味わった我々はまた神の世界に帰るというそれだけの話に自分とは何者だと悩む向きには本当に救いの言葉となるのだ。
 古代弥生語と言いつつ人生論も上品に表現してくれた。
 本当に根拠がしっかりしていればすごい書物になったろうに。
 残念だ。
 





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最終更新日  2021.11.29 05:49:27
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