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カテゴリ:仏教
教行信証解説 教巻行巻 上田祥広
真宗を一生懸命読んでいて行き着いた先は、 「このまま自分は与えて頂いた智慧によって苦しみから離れてゆく事が出来るが、この人たちは真実を教えてあげる人がいない為に、これからも罪悪を造り続け、苦しみ続けるに違いない。果たしてこの人たちを見殺しにして、自分だけ幸せになる事ができるだろうか。いや、とても出来ない。私も苦しみたくはないが、誰かがこの苦しみの世界の中に飛び込んで助けてあげなければ、この人たちは絶対に助かることはない。ならば、私がやるしかない」と覚悟を決めて、自分が楽になりたいという気持ちから離れて、人々の苦しみを取り除く為に、苦しみと煩悩渦巻く世界に飛び込んで、自分も煩悩に穢れ、苦しみながらも人々の苦しみを取り除いてゆくことに命をかけたい、と目指す方向が変わります。という、還相廻向の思想である。 阿弥陀如来は我々煩悩具足の凡夫を(苦悩から)救ってくださる。 だから南無阿弥陀仏と称名念仏しなさい、という教えに素直に従うことは間違いではないけれど、実はここが一つの大きな分岐点で、すなわち、この称名念仏そのものが実は阿弥陀如来から来ているもの、私が称名しているのではなく阿弥陀様が南無阿弥陀仏とおっしゃっている、それを聞くこと、聞法ですな、そうすることで、往相廻向する。 やれやれ助かったわい、ではないのだ。 実はここから還相廻向することになる。 これすら自己の意思ではありませんぞ、他力ですからね。 つまり、我々煩悩具足の凡夫の究極の目的は還相廻向して煩悩具足の凡夫を救うことにあるのだ、ということなのだ。 救われてホッとする、それもよかろうけれど、真宗の道はさらなる高みに阿弥陀如来そのものがいざなってくれるのである。 なんと崇高なことか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022.10.29 05:00:08
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