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カテゴリ:東野圭吾
探偵ガリレオ (文春文庫) [ 東野 圭吾 ] (夕顔絵夢二郎の江戸ハブ日記 200113)に書いているとおり令和2年の1月に1100円出してBOOKOFFから東野モノ10冊を買ってきて読んでいた。 もうその時には東野ファンに私はなっていた…? 当初の私の東野に関する批評は辛辣なものもあり一概にファンになったという表現は若干違うようだけれど。 それはともかく今回からガリレオモノに入る。 本書の解説を佐野史郎が書いている。 それによると東野はどうも佐野史郎を念頭に置いてガリレオモノを書いていたらしい。 ところが私も含めた市井のものはガリレオこと湯川学は佐野史郎には残念だけれどやっぱり福山雅治ですなあ。 それはともかく本作は5章づくりだけれど,5作の短編集である。 いずれも科学をトリックにする。 そしてガリレオをして,物理学者は開発して発見するもののことだ,などという説を語る。 東野は公式ガイドにおいて,科学的なトリックはこの界隈では忌避されてきたけれど私はあえて挑戦したいと話しているとおり,ガリレオ登場の話には必ず科学の根拠が裏打ちされる。 燃える,の少女が見た赤い糸はレーザー光線だった。 この作品では被疑者の部屋が交換されるという小トリックも披露される。 転写る,は雷の衝撃波がアルミにデスマスクを作った話。 壊死る,は超音波で心臓死を装う話。 爆ぜる,はナトリウムの爆発。 離脱る,は蜃気楼の原理と幽体離脱を混ぜた話。 たしかに祭文語りの草薙同様私には難しいけれど,だからこそ変に納得させられて,そんなもんか,なんて思ってしまう。 けれどこれまで本作のようなトリックが現実になされた話は聞いたことがないので多分不可能なトリックでもあったんだろうなあ。(2/4記) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023.04.24 05:36:06
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