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カテゴリ:小説
怪談狩り 山の足音【電子書籍】[ 中山 市朗 ] さて本作には、Iさんという、多分稲川淳二と思料される人物も登場して、数々の怪談話を披露する。 だが、恐怖というものとは違う、なんかほのぼのとした話だ。 祟りも怪我で済んでいる。 だが、作者が大真面目で怪談話を狩っているということを考えると、実際この本に書いてあることは何らかの形で何らかの事案が発生していたことは間違いあるまい。 そう考えれば何らエビデンスはないけれど、霊は存在する、という意見を一概に否定するわけにいかない。 残念ながら私にはそういう経験がないので、面白い本を読んで、ああ、そんなこともあるのか、ということを考える他ない。 たしかにこの本を読んでいる最中は、怪談話は存在するのだと思ってしまうものな。 先ほどエビデンスという話を出したが、例えば幽体離脱に関しては、すでにその種明かしが報告されている。 また、種々の壁などに現れる幽霊話については、人間の認知能力がそうできているから、つまりほんの些細なシミも人間は顔として認知してしまう、のだそうで、それ故その家には幽霊がいついていますという話になるのだとか。 さて自分には怪談話がないなどということを書いたけれど、詳細に検討すれば、あるにはある。 心霊写真もあったし、金縛りも経験しているし、火の玉を見たこともあるし、神社に行けば、神の存在を感じるし…。 ということで実はこのシリーズは、怪談拾遺集と考えるべきもので、文学的にどうのこうのなどと考えるべきものではないということ、真贋はともかく、世の中に霊異はあるのだということ、を考えざるを得ないものだとなろうか。 救われるのは、怪我はしても死なないという一つの線がはっきりしていることかもしれない。(2/12記) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.05.14 05:00:13
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