ガレットのお菓子日記

　車で調布市仙川を通りがかりましたので、サロン・ドゥ・シェフ タケエで夏の生菓子を購入


2009年 8月14日　『マンゴーシトロン』　420円

　武江 章シェフに以前講習会で教えていただいたり、何度かお菓子をいただく機会がありましたので、お店に行きたい、と思っていたところです。

あ、まず先にお知らせを。
　8月17日（月）～9月2日（水）はリニューアルのためお休みになります。
それに伴い、セールが開催されます。

◆　8月16日（日）リニューアル直前　全品１０％OFF　
◆　9月 3日（木）・4日（金）・5日（土）の三日間 生ケーキのみ２０％OFF
お見逃しなく！　　

　実はこの『マンゴーシトロン』、今年3月の講習会で教えていただいていたのですが、同時に習った『カヌリ』のインパクトが強かったのと季節のせいか、その時にはそれほど印象に残っていませんでした。

　ところが真夏になってみると、冷夏とはいえやっぱり暑いので、がぜんこのお菓子が魅力的に思えてきます。不思議ですね～　

　　
カットすると真中が左右に広がり、背が若干低くなるくらいの柔らかさ。

　いただいた感想は、とにかくレモンが爽やか。
このお菓子に関しては、マンゴーとレモンの関係は レモン ＞ マンゴー という感じ。
上にもマンゴーはのっていますが、濃厚というよりは全体から受ける印象はサッパリ。
武江シェフがお作りになると、マンゴーもこういう優しい表現に。
トロピカルフルーツの癖が苦手な方でも、これなら大丈夫かと。

　外見からはわからない、中のカシスが味のアクセントに。
周りにがっちりとはりついたムースフィルムをはずすと、中央が少しぶるんと横にたるみんで背が低くなるくらい柔らかい状態。
軽い・軽い♪

　武江シェフは、 Cake Chef （パティスリー・モデルヌ）のHPで『マンゴー（マング）・シトロン』の配合を公開していらっしゃいます

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『タルトルバーブ』　399円

　こちらは想像より甘め。ルバーブの強烈な酸っぱさを覚悟して食べると、ちょっと違うかもしれません。
やっぱり武江シェフの作るお菓子は「優しい」。

　　　

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『マルジョレーヌ』　451円


　フランスの地方都市リヨン近郊の小さな町にあるレストラン「ピラミッド」のスペシャリテ『ガトー・マルジョレーヌ』。
これは、ポール･ボキューズやトロワグロ兄弟などフランス料理を語る時に欠かせないシェフらがかつて教えをうけたというオーナーシェフのフェルナン・ポワン氏（1897～1955年）が考え出したデザートです。

　生クリームをふんだんに使った二種のクリームとガナッシュをアーモンドの香り高い薄い生地ではさんだケーキですが、元はシャンティイにもプラリネにもバターを加えコクを出していましたので、軽いようで重い。
（「生クリームにコクを出すため・保形性を高めるためにバターを加える」という発想は、ちょっと現代では考えつかない驚きのワザですよね）
しかも、当時はバターやクリームをたっぷり使った重厚なお料理が主流。そのコースの最後にまだバターとクリームを使ったデザートを出すのね～！と驚きます。

　武江シェフのマルジョレーヌは、やっぱり優しい。
食感はふわっふわ。
ぷしゅっ！と泡がつぶれる音が響いてくる軽いムース。エアリーです。とにかく空気がたっぷり。ムースにバターは使われていません。

　下からヘーゼルナッツとアーモンドの生地1、チョコレートムース、生地2、アーモンドプラリネのクレーム、生地3、バニラのババロワーズ、生地4、プラリネのクレーム、生地5、チョコレートムース、グラサージュ。

　グラサージュまであわせて11層～！それでも軽い。
武江シェフ流マルジョレーヌです。

　　　　　

Cake Chef （パティスリー・モデルヌ）　武江シェフの『マルジョレーヌ・オ・レジェ』の配合
　leger＝軽い

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『シューパリジャン』　210円

　これはほとんど私の口に入らないで食べられてしまったのでコメントができないのですが、感想を聞くと、「これぞシュークリームといった安心できるお味」とのこと。
クリームは、クレーム・パティシエール（カスタードクリーム）と生クリームをあわせた日本人好みのタイプです。

　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　中はクリームがぎっしり♪

　この日は夜７時近くで帰りを急いでいましたのでゆっくり拝見することはできませんでしたが、お店はこじんまりとしていてスッキリしたイメージ。
リニューアルによってどのように変わるのか、楽しみです。再訪しなくては☆

　　　　　　　　　　　
サロン・ドゥ・シェフ・タケエ武江章シェフの 『焼き菓子ギフトセットM』

サロン・ドゥ・シェフ・タケエ武江章シェフの『マカロン・マシュマロセット』

サロン・ドゥ・シェフ タケエ
東京都調布市仙川町1-24-1 仙川アベニュー1F
03-3305-3361
営業時間　10：00～19：00
定休日　　水曜日、第3木曜日（祝日の場合は営業し、翌日が代休）
2009年8月17日（月）～9月2日（水）リニューアルのためお休み
テイクアウトのみ
（斜め向かいのカフェでテイクアウトしたケーキを食べることができます）
京王線 仙川駅から徒歩約5分

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