テーマ:韓国!(17282)
カテゴリ:韓国 '10真夏
個人旅行のいい所は、観光スポットを自分の興味のある場所に絞って、じっくりとマイペースで見て歩けること。
ソウルには、14世紀末に誕生した朝鮮王朝の宮殿が5つ、現代に残されています。 その中のユネスコ世界遺産に認定されている王宮、昌徳宮(チャンドックン)を105分かけて見学してきました。 写真でささっとご紹介しますね。 2010年8月18日 昌徳宮 仁政殿 朝9:30、宮殿観光スタート。 日本語ガイドツアーがあるかと思ってこの時間にでかけましたが、ガイドブックの記述とは異なり、建物観覧の日本語ガイドは12:30のみ。 ということで、自由に見始めます。 仁政殿は昌徳宮の正殿で、国の公式行事が行われる建物。中には玉座が。 昌徳宮 仁政殿 恵まれた自然の地形をいかして作られた広大な庭園を持つこの宮殿は、朝鮮王朝の歴代の王に愛されたと伝えられています。 緑色を基調とした屋根には数多くの色が使われ、華やかな趣がありますが、決してけばけばしくはありません。 その品格あるたたずまいに魅かれ、たくさん写真を撮ってしまいました。 仁政殿 側面 建物の天井は数多くの色が使われていて目をひきます 一つだけ、宝石のような青い色の屋根を発見 宮殿内に唯一残された青い瓦屋根の建物は、宣政殿。 この青い色の瓦は費用がかかる贅沢品のため、多くは作られていないようです。 ここでは、王の通常業務が行われていました。 大造殿 大造殿は王妃の寝殿。 裏庭がきれいに整えられているのは“后の単調な宮廷生活を配慮したものと思われる”とパンフレットに解説があり、華やかな社交生活をされていたわけではないのかも、とその暮らしぶりを想像しました。 食卓外交…などはどんな感じだったのでしょう? 何にせよ、季節ごとに咲く美しいお花に心癒されていたのは確かですね。 謎の生物 あちこちの屋根の上に、不思議な生物?が行列しています。 大きな魚に追われるシャクトリ虫のようにも見えますが…。一つ一つにいわれがあるのでは??? 気になります。 ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ 昌徳宮の裏庭にあたる後苑には、ツアーでないと立ち入る事ができません。 10:15からの日本語ツアーにすべりこみ、1時間ほどかけてお庭を回ります。 韓国では、大地が四角・空が丸。 湧水でできたというこの池は四角く作られ、中央に丸く島ができています。 ガイドさんが流暢な日本語で説明を。 少し歩き始めると、ここは“庭園”といっても平坦なものではなく、かなり自然の景観をいかした造りになっていると気付きます。 まるで森のように茂る木々を眺めながら歩くと、足元はけっこうなアップダウンあり。 ソウルの中心地にありながら、すごく遠くの山まで来たような気分です。 タイムスリップしそうな不思議な感覚にとらわれます。 庭園内ではぐれないように、各グループにはガイドさんの他に一人、スタッフが後ろから付き添います。 自然のままであるように見えて、庭園はとても美しく手入れが行き届いていました。 ソウルの街中でも思いましたが、本当にゴミも落ちていることはなく、街全体がとてもきれいです。 長楽門 建物の中ものぞくことができました ガイドさんの説明はユーモアがあり、とてもわかりやすくて楽しかった☆ 貴族の邸宅を模した建物 庭園の中には、国王が貴族の暮らしを体験するために建てられたという別荘のような建物が。 こちらは宮殿とは違い、色彩も抑えられています。 貴族の館では、女性が住む棟、子どもたちが住む棟などに分けられ、厨房は女性の住居近くにあり、貴族の男性は立ち入ることが許されていなかったとのこと。 このあたりは、TVドラマ「宮廷女官チャングムの誓い」で、チャングムの子ども時代のシーンでロケに使われたそうです 芙蓉池と宙合楼 この芙蓉池のあたりもロケ地として使われたとのこと。素敵な眺めでした。 ちょうど訪れた時に池のお掃除の最中で、一人が池の端に立ち、一人が池の中に腰まで浸かって網のようなもので隅から隅まで動かすと、あっという間に驚くほど汚れがきれいになります。 本当によくお手入れが行き届いている庭園でした。素晴らしい。 池掃除 かなり暑い日でしたが、庭園を歩く道は大きな木々の日陰となって涼しく、散策はとても快適。あっという間の1時間でした。 昌徳宮に行かれるなら、このちょっとした山歩き庭園散策ツアーは、おすすめです☆☆☆ 昌徳宮 (チャンドックン) 地下鉄3号線 安国(Anguk)駅 3番出口から徒歩5分位 <9> 石焼きビビンバ(ピビムパプ) に続きます 真夏の韓国旅日記 もくじ へ 観光は一つの所をじっくりと☆ と思われたら ↓を押して応援して下さいね いつもクリックありがとうございます♪ 一日一回カウント。よろしくお願いしま~す。 ↓ ←こちらもよろしく! ガレットのお菓子日記 Home お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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