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2016.12.25
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カテゴリ:キリスト教

イエスという経験 [ 大貫隆 ]

 それはペトロの個人的な幻視であったか。
 啓示というものか。
 次第に仲間達に共有されたのはなぜか。
 啓示とは神が霊を通して与えてくれる認識のことである。
 その後パウロは幻視ではなく自分の回心を啓示の出来事として表している。
 啓示は神が起こした出来事である。
 ここまでをまとめるとこうである。
 すなわちイエス・キリストの復活は啓示であった。
 現実の出来事ではなく霊的な出来事であった。
 そうすると神は我々人間に対しては霊を通してではないと現れないということになるのであろうか。
 とすると神に会うために我々は霊的な部分をもっともっと磨かなければならないということになろう。
 宗教はまずもって霊である。

大貫隆
 
 何度も読み返していたはずの文学作品が、否、他でもない聖書があるときの読書で自分の人生を変えてしまうほどの力を持って迫ってくるのを体験した方も少なくないであろう。
  まずペトロに起きて次第に仲間たちに共有されていった体験もそれと同じように考えることができる。
 謎の死を遂げたイエスが今や新しい相貌で現れてきたのである。
 仮に直接のきっかけがペトロの個人的な幻視であったとしても、旧約聖書の光に照らしての、否、旧約聖書その物の新しい読解としての謎の解明は、優れて解釈学的な内的な意味発見の出来事であったと考えなければならない。
 もっとも彼ら自身はそれを「解釈学的」などと人間中心的な表現では呼ばず、神が霊を通して彼らに与えてくれた認識、つまり、「啓示」と呼んだ。
 パウロもまたまた前述の使徒行伝での「幻視」報告とは裏腹に自分の回心を啓示の出来事として表している。
 それは神が起こしてくれた出来事だったというのである。





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最終更新日  2022.10.24 14:32:38
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