今日、何読んだ？

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だから、新書を読みなさい【電子書籍】[ 奥野宣之 ]​

　新書の効用については多くの読書論で語られている。 
　だから、本書の考えが新しいとかいうわけではない。
　確かに、新書はリーズナブルなうえ、専門的なものもわかりやすく書かれているものが多く、読書効果はあると思う。
　しかしだからといって、新書におんぶに抱っこというわけには行くまい。
　たとえば、一つのことを知るには10冊の専門書を連続して読めという論もある。
　そうすると、とても、新書だけでは不足だ。
　新書で専門的な本を10冊揃えるのは至難の技だからだ。
　だが著者は、​

　◎　新書ザッピング術のおすすめ
　○　あるテーマに興味を持った時、新書3冊まとめ買いして短時間で一気に読んで自分なりの考えに到達するための手法。
　○　新書を3冊並行して読むことで3人の思考回路が得られ多面的に物事を考えられる。
　○　インプットの逆張りが可能になる。

と、3冊ですなあ、そういう読み方を推している。
　このことについては、私は自信をもって、3冊では足りませんぜ、奥野さん、と言える。
　3冊で世の中のことを知った気分になっては困るじゃありませんか。
　いつかのブログに書いた覚えがあるが、最低8冊連続して読んで、様々な知見を知り、自分の意見が持てるようになるのだ。
　だからここは、3冊を8冊と変えたい。
　次、
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◎　プライベートライティングのすすめ
　○　タイマーを15分間にセットする。
　○　手を止めずにキーボードを叩く。
　○　できるだけ早く書く。
　○　個人言語（自分にしかわからない言葉も使う）。
　○　考えたことを考えた順そのままに書く。→頭の中がすっきり整理される。

これいいよねえ、実は今、手を止めずに10分タイマーをセットして書いているのだ。
　つまり、読書とはこのように実践するということも実に重要なことだ。
　スローだろうが速読だろうが、読んだら書く、書くとはアウトプットですなあ、そうしないと読書にはならない。
　何しろ読書とは、読、と、書、なのだもの。
　そういう意味でこうしてブログを更新し続けることの意義は大いにあるということになる。
　あー、さっぱりした。