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カテゴリ:歴史
古代国家はいつ成立したか (岩波新書) [ 都出比呂志 ] 本書は、2011年第1刷、2018年第3刷だが、 縄文時代の晩期に朝鮮半島から日本人の体格を変えるほど多くの人々が日本列島に渡来し水稲農耕や生活習慣を伝え弥生時代が始まりました。というように、旧来からの学説を踏襲しているものだ。 さらに、 15世紀の明の時代から保存されている( 略)地図が中国にあります。として、邪馬台国も大和に比定するというガチガチの古代史保守派の本で現在のエビデンスからは到底認められないような説を展開している。 そもそも岩波新書だから、きっと定説なんだろうななどという読み方をしてはならない。 逆に岩波新書だから疑わなければならないということを本書を読んで感じた。 まず最初の抜き書きについては、縄文、弥生の明確なくくりはなく、思ったより以上に縄文時代の文明は優れていたこと、稲作は朝鮮からではなく中国江南あるいは河南でありY染色体のDNA鑑定からも多くの渡来人が来た形跡が認められないこと、炭素14のエビデンスからも縄文から自然に弥生に移行したということが証明されているということなど、現在では陳腐な説で、よくこの説を2011年に書けたものだなと逆に感心している。 次の抜き書きについてもしかり、あの古代中国の文明がそもそも方角を間違うわけがない、90度曲げた方角が正しいなどとよく言えたものだと本当に赤面ものの本であった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020.07.11 05:00:07
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