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カテゴリ:教科課程・指導計画
掛け算九九の理解のテストについて、ブログで、
次のように書かれて方がおりました。 ・・・・・・・・・ 天「裏側(これは、掛け算九九理解のテスト)の50点満点の問題、50点だったのは、クラスで二人だけなんだって!」 あっきいは、表も裏も満点でした。 母「すごいねっ!」 と褒めつつその50点満点の問題を見て。 唖然。 え“~~~~~~~っ??? こ、こんな問題が?! <1>みかんを、子ども 1人に 2こずつ くばります。 (1)5人では、みかんは なんこ いりますか。 しき 答え (2)子どもが 1人 ふえると、みかんは なんこ おおく いりますか。 <2> のりものが 4そう あります。1そうの のりものに 3人ずつ のります。 みんなで なん人 のれますか。 しき 答え わっかりやすいイラストつきでございますよ。 誤答例として。 <1>―(2) 12こ <2>―答え 12そう ・・・・・・ というものです。これは、掛け算九九の意味の理解度を調査しているのですね。 この意味の理解が、先ず、大切なのではないでしょうか。 ・・・・・・・・・ このことについて、お母さんは、次のように書かれています。 「・・・わが子ができた嬉しさより、空恐ろしさのほうを感じたかなにゃん。・・・・・」 このコトバは、最下欄のブログから、引用をさせて頂きました。 今、2年生で、掛け算九九を学習しているのですね。 その中で、理解度を調べたテストですね。 このお母さんのお子さん(あっきい君)は、裏表、満点でした。 しかし、掛け算九九の理解度は、2人が満点だったことに、 お母さんは、オソロシサを感じたというのでうすね。 僕は、思います。 この問題のテストは、 全ての子が、満点でなくてはならない学習内容だと。 (まだ、学習の途中としても、2人の満点では、????ですね。 でも、テストというのは、ある程度、指導して後に、するものですよね。) 以前、研究会で、五年生漢字テストで、 「クラス平均70数点にもなったよ」と、言ったところ、 参加者(新聞記者)から、 「その点で、どうして、うれしそうにしているの?」 と言われた事があります。 この時、僕の教育への甘い見方を、反省させられました。 そう言えば、算数ではないのですが、以前の漢字力、 今より、着いていたようですね。 下の表をご覧下さい。 ![]() 1年生学習漢字の習得率です。 この表では、活字が小さいので、 下に拡大して載せます。 文化庁・国立国語研究所の調査です。 学習漢字、全部の調査です。 * 学力テストのように一部では、ありません。 ![]() 上の表の数字部分の拡大です。 殆どが、90点以上ですね。 70点台には、赤線を僕が引きました。 このテスト、到達度は、学習後ではなく、次の学年の5月の調査です。 (ですから、2年生の5月ですね。) (1年上)というのは、2年生の11月調査です。 それにしても、今よりできているのではないでしょうか。 * 教育再生会議の野依良治(理化学研究所理事長、今回の座長)が、 「前はもっとできた」 と言った事がありましたが、 この漢字力は、その言の一部分を表しているのではないでしょうか。 * 現職中、学校全体の漢字力を調査した事がありますが、 低学年は、どの学級も、殆ど100点でしたよ。 それが、普通だったのですね。 算数で、かなにゃんさんが、恐ろしくなったように 漢字力でも、僕は、これを感じています。 今、クラスでテストしている漢字力、これは、 学習して、時間がそれほど経ってないのですから、 100点が当り前ですよね。 今、上の国立国語研究所・文化庁のような調査をしたら、 どうなるでしょうか。 学習して、暫く経つと、人間、忘れますからね。 このように学力が、低下した大きな原因は、 学習指導要領にあるのではないでしょうか。 (このことは、詳しく書かないと、ならないのですが、 本日は、ここまでとします。) 学習指導要領が来春、出されますが、このような実態を 把握した上で作成して、出して欲しいですね。(続きます。) ランキングに参加しています。 下のマークの応援クリックして下さると、うれしいです。 1日1回、有効です。 ![]()
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