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2019.09.23
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カテゴリ:仏教

人は死ぬから生きられるー脳科学者と禅僧の問答ー(新潮新書)【電子書籍】[ 茂木健一郎 ]

 私の場合、坐禅はしたりやめたり、継続性がない。
 8月1ヶ月くらいは一生懸命したな。
 9月はじめの妻との京都旅行では、リタイアした人を僧侶にするプログラムがあるという妙心寺を訪れ説明を聞くつもりだったから、一生懸命坐禅をした。
 ところで坐禅をすると
 この感覚、実は坐禅するとわかるんです。
 坐禅が深まり自意識が解体していくと例えば音が聞こえてもどこで聞こえているのかわからなくなる。
 さらに意識を視覚から聴覚、聴覚から皮膚感覚に落とし、最後は内臓感覚にまで落とすと皮膚の中と外の感覚がわからなくなっちゃうんですよ。
 足がしびれて痛くなっても足の位置がもう分からない。
 壁の向こうの方がいきなり痛くなったりする。
 さらに意識が落ちると体の後ろに意識が抜けちゃう。
 そうすると通常の現実を秩序立てている内と外の区別はもうまともな言葉では言えなくなっちゃうんです。
などということになるらしい。
 南直哉さんがおっしゃっていること。
 不立文字の禅であるが、それを文章にすると上記のようになるということ。
 私はそれほどの感覚に陥ったことがないから、まだまだ修行が不足している。
 次、
 坐禅が深くなると知識がもろいものであるというのが一発で分かる。
 感覚がばらけて統合されなくなり点滅しているような状態になるんです。
 身体感覚が変化して体の内側と外側のイメージが全然違ってきます。
 そして自分というものへの感覚がものすごく曖昧だってだっていうことがすぐわかる。
などということも本当に具体的な表現だ。
 禅はなんとも言えないというスタンスだと思っていたら、上記のような素晴らしい文章で表現される。
 ただし、それが全てではないというのも、禅の特徴だ。
 上記2文の奥にあるもの、文章では表せないもの、があるということをまた読み解かなければならない。
 というか、読み解くものでもあるまい、というべきなのか。
 とにかく禅の奥深さは文章で表現しきれないのに南直哉禅師が文章化したということでしょうなあ。





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最終更新日  2019.09.23 05:00:08
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