本日は、
書いた事を発表させる指導について、
ご報告致します。
子供たちは、(人間は)
「1+1=は、いくつですか?」
「はい、2です」
というような『
応答発言』は誰でも出来ますね。
ところが、思い・考え・意見などの『
自主発言』は、
なかなか出来ないものですね。
そこで、今回は、この事の指導をどうしたか、
そのご報告です。
これは、
内言を育てる事のポイントになりますね。
先ず、次の画像をご覧下さい。
(大変、読みにくいですが)
語・句・文・文章を読んで、
つぶやき・読み取った事・感じたこと
の書き出しをしています。
本文につけた番号と書き出しの番号は、
一致していています。
ですから、その語・句・文で何を書いたか、照応できますね。
このように書かせて、
授業の前に、教師がその一人一人のを読んでおきます。
そうすると、30人の子どものそれぞれが、
ここのところで何を考えているかが分かるのですね。
子どもは、教師に読まれていまして、
お褒めの丸をもらっていますから、
発表するのがラクになるわけですね。
それでも、発表できない子には、
教師が
「::君は、その事で、すばらしい事を書いていたけれど、
発表をしてくれない?」
と、声をかけて上げたりします。
その声で、発表をするようになったりすることもありますね。
とにかく、自主発言は、このようにして、
細かい指導が必要ですね。
この授業の続きの全ては、
下記に出ています。
御希望の方は、そちらをご覧下さい。
『画像・選択(○×)式問題をめぐって・子どもが、勉強を進んでするには』
http://plaza.rakuten.co.jp/zyx1830/diary/200604260000/
次は、6年生の『川とノリオ』の書き出し例です。
第10回目の授業の書き出しです。
6年生の子どもに対しても、教師は、
このように一人一人の書き出しに目を通してやります。
波線がところどころ、ありますが、教師が、
注意をして読み、大切な事が書き出してあるぞと、
思いながら読んだ跡の印です。
そして、励ましの花丸などを記して、上げます。
そのことで、これを元にした発表・話し合いの時に、
子どもは、挙手をして、発表するようになります。
いわゆる、『自主発言』ですね。
一人の子の書き出しです。
以上のような授業過程を経ると、
子どもたちは、このように成長をします。
僕が、6年生の時にこれだけの考えができたかな?
僕に比べたら、考えの深い子がたくさんいます。
教育の重要性ですね。
*子どもの書き出しの上の部分と下の部分の字が1~2、
見えていません。
http://plaza.rakuten.co.jp/zyx1830/diary/200604270000/
『子どもの考えの実態・子どもが、勉強を進んでするには』