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カテゴリ:・・取立て指導(1セット5過程の指導)
まだ、お正月ですので、我が家の庭に咲いた蝋梅をごらん下さい。
温暖化かとはいえ、東京・多摩ですが、庭では、1センチほどの氷がはります。 その中で、このように花を咲かせています。 たしかに、温暖化の影響か、葉が、最近まで、緑でした。 10年前は、この葉は、落ちていましたが、まだ、落ち切れません。 さて、本日は、 『漢字のあやふや覚えをなくす・教課審の暗記暗唱(田村 利樹)(12/29) 』 の日記に対して、次のようなご質問を戴きましたので、 それについて、考えて見たいと思います。 ・・・・・ ご質問 ・・・・・・・・・・ ジュンコさん とても理想的な教育だと共感できますが、 時間がかかりすぎ現場で実際できるのでしょうか(December 30, 2007 20:30:45) ・・・・・・・・・・・・・・・ というものです。 僕が、書いた日記の主な内容は、下記です。 ・・・・・・・・・・・・ 勤労の『勤』の『ヘン』は、どう書くのだったかなあ、と迷う事がある 今日(さん)です。 これは、漢字学習のとき、正しい認識をしてなかったことによりますね。 漢字指導法研究会の教員の教室で、 児童が誤りやすい漢字を出し合いました。 これらは、先生方・保護者が、頭に入れておいて、指導すると いいのではないかと、それを拾い出してみました。 下記は、その一例です。本日は、6年生の漢字についてです。 児童が、上のように色々な漢字を書きます。 この、漢字について、子どもに話し合いをさせます。 すると、子供達は、この話し合いの中で、正しい字を、認識します。 ですから、この話し合いが、大切なのですね。 この事を話し合っていますと、この漢字の成り立ちから、話をする子が、います。 それを聞いた子供は、その発表から、そうか、と学びます。 友だちから学んでいるのですね。 発表した子も、聞いてもらった喜びを感じ、友だちの大切さを知りますね。 これに対して、注入(詰め込み)の教育は、このような過程を経ないから、 あやふやになりがちですね。 それだし、詰め込みは、苦痛で、努力が要りますね。 うっかりすると、勉強が嫌いになってしまいますね。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ご質問の時間が、かかりすぎるということ、 このような意見は、研究会では、たくさん出されます。 質問者は、もっとたくさん教えなくてはならない数の漢字が、 あるから・・・・、このやり方では、教えきれないのではないかという 不安なのですね。 このように丁寧に教えることは、いい事だと、お書きになっています。 さて、このような誤字の扱いにどれだけ時間をかけるかですが、 多くても5分以内でです。 普通、3分以内でできると思います。 子どもを、椅子に座らせたまま、気づいた事を言わせます。 すると、子どもは、上記のような事を言います。 この事をによって、注意がインプットされる訳です。 そして、正しい漢字へ注意が行く訳です。 それから、このことは、全ての漢字についてするのではなく、 あやふやに覚えてしまいやすい漢字についてするわけです。 一度、このように扱っておくのと、 素通りしてしまうのとの差は、はっきり出ると思います。 でも、漢字指導の効率化、このことは、もっと、追求されるべきでしょうね。 ご質問有難うございました。 多くの方に読んでいただきたので、 ランキングに参加しています。 下のマークの応援クリックして下さると、うれしいです。 1日1回、有効です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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