”象”の意味の理解は難しいですね。
"ものの形や姿”と教えられても、
本物の象さんの圧倒的な存在感、記憶からは逃れにくいでしょう。
(逆立ち天子さん February 1, 2008 14:37:35)
の意見を戴きました。
確かに、その通りですね。
このブログを書いた時、その資料として、下記のものを転載しました。
その訳をつぎのような辞書の資料で説明します。
(例解学習漢字辞典・藤堂明保編 ・小学館)
・・・・・・・・・・・
このことは、象の意味指導だけではなく、
漢字の意味の変転の指導の全てに当てはまる事ですよね。
コメント、感謝です。
では、どう指導するかです。
まず、用例を出し、説明することだと思います。
象では、次のような用例があります。
現象・・・現れて見える形やありさま。
象形文字・・・物の形をかたどった文字
気象・・・晴れ・曇り・雨・・・風など、大気に生ずるありさま。
象徴・・・・・形のないものを、形のある別のもので表す事。
例・・・十字架は、キリスト教の象徴だ。
抽象・・・いくつかのものごとの中から、
そのどれにでも当てはまるものを取り出して、一つの考えを作るこという。
次に、この後、文作りをして、発表し合うといいですね。
この発表・話し合いが、辞書の意味と子どもの生活・心情を結びつける橋渡しをするので、子供にも、理解されやすくなりますね。
ここで、具体的な使い方が、見えてくるのですね。
ポイントは、動物の象とものの形や姿の意味を、
頭の引き出しにしまっておく事でしょうね。
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下記の本は、漢字教育のあるべき姿と実践を載せています。上の意見を詳しく書いています。
* こちらは、1字・1字の指導の練習帖です。
1セット5過程に基づいた展開になっています。
1~6年生まで揃っています。
September 4, 2005