以下は、
千葉県の中学のA先生の国字研アカデミーの1セット5過程の実践報告です。
孤・ 孤・ 弧・枯の学習 ・枯の学習
本日は、孤報告
T:「次の漢字も音読みだけですが、最初の漢字と同じ音符を持っているので、これも?(「“コ”です。」の声が上がる。)そうですね。やはり”コ“という音読みになります。(赤のチョークでカタカナ書きする。)部首の方は、弓の形をしているので“ゆみへん”といいます。 では、まず右側の漢字語の読みは?」
S:「“えんこ”です。」
T:「そうです。左側の漢字語は?」
S:「“かっこ”です。」
T:「そうです。普段何気なく使っているカッコという言葉ですが、漢字で表すと“弧で括(くく)る”と書くわけですね。さて、“円弧”の方の意味は?」
S:「円の中の弓のような形をした部分のことです。」
T:「そうですね。実際に図を書いてみると、円があって、その中のこのような一部分のことを“円弧”というわけですね。(円と弧の部分を色違いで黒板に書いて示す。)つまり、“円周の一部分”という意味です。では、“円弧”を使った短文を挙げてみて下さい。」
S:「円弧の長さを計算する。」
T:「いいですね。他には?」
S:「紙を円弧の形に切る。」
T:「これもいいですね。最初の方書いておきましょう。」(短文を板書する。)
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