テーマ:今日のランチ(39189)
カテゴリ:★東京グルメ
オードブルの前にお隣のウィーン菓子店「ツッカベッカライカヤヌマ」の『ケーゼベッカライ』と、お店のおすすめで追加注文した『バインシンケン(骨付きもも肉のハム)』をいただくという贅沢ランチのスタートをきった私たち4人。
お店の方が、オーストリア料理がほぼ初心者に近い私たちに、とても詳しくお料理の説明をして下さるので、一つ一つに耳をすませながらメモをとります。 聞きなれない単語ばかり。ドイツ語は、まったく未知の言語です ↓ 本日のオードブル盛り合わせ わっ きれい~。と、まずは見た目で満足。 奥の赤く涼しげにし泡立つグラス入りの液体は『トマーテンカルトシャーレ』。 トマーテン=トマトかな?と、赤い色から想像を。 これは当たりで、トマトの冷製スープでした。 トマトと野菜のスープに、ニワトコのシロップを少しいれているそうです。 右の黄色いのは『ゲミューゼパラチンケンローラーデ』 パラチンケンはお菓子の世界ではおなじみの単語。 トプフェン(牛乳製フレッシュチーズ。ドイツではクワルクと呼ばれる)を少し厚めのウィーン風クレープ(パラチンケン)で包みソースをかけて焼いたオーストリアの温かいデザート『トプフェン・パラチンケン』は有名☆ ローラーデはきっとロールのことなので、「『ゲミューゼ』をウィーン風クレープで巻いた物」? …正解~! 説明によりますと、ゲミューゼ=野菜。 なす、ズッキーニ、玉ねぎ、トマト等をラタトゥイユのように煮たものが巻かれていました。これは美味しい組み合わせ。 謎解きをしているようで、嬉しくなってきます♪ 手前は、じっくり低温でソテーした『ラムの背肉』。 ルッコラを使った緑色の濃厚なオイルのソースが添えられています。 左の赤身のお魚は『ツォーレンラックス』。 ラックス=サーモン。 一見、生に見えますが、マリネしてあります。 サーモンのしっとり感が失われないように、ごく低温のオーブンで表面だけ火を通しているこの調理法。旨みがぎゅっと中に閉じ込められていて、先ほどの骨付きももハムのジューシーさに続き、最高の美味しさ デイルと粒マスタードのソースでいただきます。 中央は『チロランシュペック』。 こちらは生ハムで、最初にいただいた骨付きももハム(バインシンケン)とは別物。 深みのあるお味で、もう美味しいという言葉以外に思いつきません~。 下にはフルーツトマトのスライスが敷いてあります。 シュペック=生ハム シンケン =ハム パンは小ぶりの『カイザーゼンメル』。ツッカベッカライカヤヌマのものです。お店で販売されていないので、貴重♪ 発酵バターをつけていただきます。 カイザーゼンメルの上の模様をつける型については、いつもブログを拝見させていただいている“パンとお菓子教室の先生”ビスケットママさんのページに説明が。 次はスープへ続きます 『ルューベンツァーンシャウムズッペ シュヴァルツブロート・シュトライヒェン添え』ってどんなスープ~~~??? 「K.u.K.」(カー・ウント・カー) 港区赤坂1-4-6 03-3582-6622 東京メトロ銀座線・千代田線 溜池山王駅 徒歩3分位 営業時間 水・木・金・土 11:30~14:00(ラストーオーダー) 月~土 18:00~21:00( 〃 ) 定休日 日曜・祝祭日 ニワトコといえば、“ジャムの妖精”クリスティーヌ・フェルベールさんの著書『小さなジャムの家』を見て苺のコンフィチュールを作ろうとしたところ、「痛みやすいので使う当日に摘むニワトコの花もしくは乾燥のニワトコをお湯でもどして加える」とあり、ニワトコの花って、どんな香り?と興味を持ったことがあります。 前の記事に書きました『ホルンダーザフト』は、まさそのニワトコの花のカクテル。こういうところで出会えると嬉しいですね~☆ 『小さなジャムの家』 クリスティーヌ・フェルベール著 オーストリア料理に興味深深!と思われた方は ↓を押してこの記事を応援して下さいね☆ いつもクリック、ありがとうございます! 一日一回カウントされます。よろしくお願いしま~す。 《お菓子作りの道具と材料》 (楽天)Homeへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[★東京グルメ] カテゴリの最新記事
カイザーゼンメル、ほんと美味しそうです♪
ドイツで小麦粉のパンを食べているとungesund(不健康)と言われました。 でもBroetchenとかこれは別ですね、みんな好きみたい♪ ルューベンツァーンシャウムズッペ たんぽぽの泡だちスープ?黒パンのスライス添えかしら~ ことばを思い出すのにもここ、楽しそうで行ってみたいです。 でもかなり高級そう、積み立てしなくてはね♪ ルューベンツァーンシャウムズッペ (2007.08.21 20:11:11)
カイザーゼンメル、もっと硬いのかな?と思っていましたら、以外と軽く、美味しくいただけました♪
>ルューベンツァーンシャウムズッペ >たんぽぽの泡だちスープ?黒パンのスライス添えかしら~ ↑ 惜しい!さすがはドレミファビアンさん。よくおわかりになりますね! 今でこそズッペ=スープ、シャウム=泡と知りましたが、最初にここで聞いた時には、どこで切るのか何がなんだか~。 少しずつでもドイツ語が解読されていくのって、とっても楽しいです~。(食べ物関係の単語ばかりですが) このお店は、ハッキリ言って高級~@@ 最後にお値段をザックリ明かそうかとも思っていますが、とても夫には言えません。 おほほほほ~ (2007.08.21 20:30:53)
こんなお店がツッカライベッカライ・カヤヌマのお隣に出来ていたのですね~。私の昔の職場の同僚さんは美味しい物好きで新しいレストランが出来るとすぐに出かけて行くから、きっとここにも行ってるんだろうな~(笑)
オーストリア料理って見た事無いものばかりで面白い!料理の名前もちょっとした語学の勉強になって楽しいですね☆ (2007.08.21 21:13:08)
そうなんです。ツッカベッカライ・カヤヌマは昔からありますが、このお店は去年の3月にオープンしたばかり。
それでも、まるで双子のお店のように、オーストリアのマイスターお2人のお店は、雰囲気がぴったりなのです。 美味しい物好きのグルメな方なら、きっとご存知でしょうね~。ただ、お値段が“マイスター値段”なので、気軽に行かれないところはツライですが。。。(でも、一年に一回でも、こういうお店で贅沢したいです~) 語学は苦手なのですが、お菓子・お料理用語となると不思議と頭に入ってきますね。 自分の知っているお菓子の単語を駆使してメニューを読み解いていくのが面白いです。 それでも、何が何やら、まったく想像もつかないメニューがたくさん!それはそれでまた笑えます♪ (2007.08.21 22:13:09)
Bonsoir!思わず使っている素材を見てしまうマリーです♪(^^;)オーストラリアじゃなくて、、、
オーストリア料理のランチなんて、本当に贅沢で素敵ですね~♪どうなんでしょ?フランス料理ほど思った以上ソースには力を入れないものなのでしょうか?フレンチのランチとは若干違うのですね。さっぱりしているのかななんて印象を持ちます。私もウィーンの料理はいただく事はありましたがこちらのお店での夏の素材もまたいいですね。パンがドイツほどハードじゃないのがびっくり。うまそーです!やっぱり日本だからいい素材なんだろうなとか変なことを考えてます(汗)ドイツだと・本当に 硬すぎ!!!ってパンを老婆さまもいただいてますからね(^^;)発酵バターなど、本当にこだわってて ワクワクしますね♪ でもお店の方が説明してくださるというのもきっと嬉しかったでしょうね。聞かない人もいたりしますけど、やっぱり興味を持って食事しているのって 嬉しいと思います♪ (2007.08.22 02:06:33)
至福のランチでしたね(^-^) いいなぁ~♪♪
パンはカイザーゼンメルが定番なのかしら? 時々で変わるのかな。 少量のライ麦粉も使ってるようにも見えますけど、でも食感はややソフト感も? 不思議ですね、こうして写真を見ると食べたくなる!(笑) 型を使って作りますわ(^O^)/ 舌を噛みそうなナメのスープもどんなんかしら?(*^_^*) (2007.08.22 08:41:26)
わぁ、すごい。私は(お菓子は別として)お料理の方は、美味しい美味しい♪とひたすら食べてしまいましたが“お料理上手のマリーさん☆”の場合は素材をチェックされるのですね~。
そうそうオースト「リ」アです★ 私はウィーンでは観光客料理(ウインナーシュニッツェルとか)やシーフードの軽食などを食べ、しっかりディナーをとっていないので、ケーキの記憶ばかりが残っています。 今にして思えばもったいないことをしました。 もっとウィーンのお料理をしっかり味わってくればよかった! というわけで、K.u.K.のお料理がオーストリア料理の一般的なものなのか、神田シェフの感性でアレンジされているのか判断ができないところが残念~。 ただ、こちらのお料理は、一つ一つのソースに色々な隠し味があり、こだわって作っているような印象が。 あと、泡立っているものが多かったですー。 パンは思ったよりずっと柔らかめで、食べやすかったです。 私たち4人とも、お料理の説明の時には食い入る様に聞き入り、メモをとり、色々質問しましたので、スラスラとよどみなく説明されるお店の方が、心持ち嬉しそうだったような…。 その方の説明を聞くと、オーストリアの情景が浮かんでくるような気になりました。 (2007.08.22 10:15:24)
>パンはカイザーゼンメルが定番なのかしら?
>時々で変わるのかな。 ↑ あ~、しまった。 パンについては、お隣のカヤヌマさんが焼いている、と説明をおききしただけで、他の方の質問に忙しく、何も聞いてきませんでしたー! もっともっとパンに関心をもたなくては。 >少量のライ麦粉も使ってるようにも見えますけど、 ↑ 写真だけで素材がわかるのですか !? すごいですね。 やっぱりパンのお勉強がしたくなりました… 舌をかみそうな長いお料理の名前を、またお店の方がスラスラスラスラと発音するのですよ~。 初めて聞くものばかりでしたので、どこで区切るのかも想像がつかず、メモをとるのがたいへんでした。 ビスケットママさんはパン教室でドイツパンもお作りになるので、ドイツ語の単語に親しみが? (私もお菓子ドイツ語のいくつかは…) 食に関する単語を覚えるのって、楽しいです♪ (2007.08.22 10:23:15)
やぁ、皆さんは美味しそうな物を頂いているのですね!一瞬、ツバを飲み込みました。あのローストビーフ?食べたい~い!!又、ツバを飲み込んでしまった。都会はいい~な! 田舎より
(2007.08.22 11:46:20)
こちらのお店は都心でも超一流店なので、行きたいな~、って思っていながらなかなか行く機会がなく、今回はお菓子友達とデザート目的に思い切って出かけました。
めったに行かれませんが、満足感はたっぷり♪ オーストリア料理のお店はあまりみかけないので、知らないことばかりで面白かったです☆ 樹上完熟さん プルーン、売り出し早々に完売ですか!? 最も美味しい物は、産地の人の口に入っている気がしますね~~。 お取り寄せの醍醐味は、本当に産地直送のスピード感にありますよね☆ (2007.08.22 12:04:50) |
|