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カテゴリ:学校・教育原理・教育全般
孫が、小学校1年生になりました。
入学式の参観に行きました。 1月生まれで、体は大きい方ではありません。 教室での担任の先生のお話が終わる頃になると、あくびをしていました。 これで、勉強は、どんどん進むし、 明日からの学校はどうなるのかなと大きな不安を抱えながら、帰宅しました。 あれから3ヶ月あまり。 孫に会うことがありました。 孫は、電柱に張ってある「ひらがな文字」、 目に入るものはすべて、つっかえつっかえ声に出して、 恥ずかしがらすに夢中で読んでいました。 こんなに文字に興味があるのかと、驚きました。 「やる気満々だ」と『おじいちゃん馬鹿』になっている自分でした。 こんなに文字に興味があるのならと、 僕らが以前作った『楽しい国語』(麦の芽出版)を数日後、あげました。 すると、初めからページをめくって、どんどんやりだすのです。 これを見て、ああ、僕らが作ったものは、 子どもの喜びを引き出すのだなあと自負しました。 それとあわせて、僕の喜びになりました。 どうして、この事をここに書こうと思ったのかは、 訳があるのです。 以前から、教師用指導書では、 ひらがなを1時間で5文字も教えるように記述されているからです。 これでは、子どものためにならないと思い、 前述のような副読本を作成したのでした。 夏休み、冷房をきかせても31度までしか下がらなかった部屋での仕事を思い出します。 40代で、若かったので、まだ、体力もあったのでできたのだが、 今は、もう、できません。 しかし、今は、文字指導だけではなく、 漢字(漢字については、指導書・2社の1年から6年までを仲間と執筆したことがありますので、このことは、後で、詳しく書きます。) も算数もどんどん進むようです。 そのことで、苦しむ子どもの事・それで指導しなければならない先生が、 悩んでいる姿を想像すると、 まだ、黙っているわけには、いかない自分になっています。 ランキングに参加しています。よろしかったら、クリックを。
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