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カテゴリ:教育全般・・・漢字から
昨日、以下の記事を載せました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・ こういうのに接すると・・・・・・。 嘘はつけなくなるのです。 皆さん、下記のグロブに行って見てください。 しかし、お願い。 この個人の先生を責めてはいけないですよね。 学校を責めてはいけないですよね。 先生が、掲載をご承諾くださった意味に共感し、感謝です。 LD書字表出障害とはどんな症状か。。。 ・・・・・・・・・・・・・・・ この記事に対して、11のコメントと2のTB,がありました。有難う御座いました。 それぞれが、貴重です。詳細は、直接、お読みになっていただけると、あり難いです。 ここで、本日、ちょっと、つけたします。 この漢字の問題、実は、ぼくにも衝撃的な体験がありました。 3年生担任して、9月の父母会でした。 「文という字の書き順もデタラメなのよ」と言う発言を聞いてしまったのです。グループで話し合い、それを全体に出して話し合うという形式を取ったので、グループに担任がいないので、大きな声で、正直にしゃべっているのでした。 全体会では、漢字が身に付いていない事、他のグループからも出されました。(1・2ねんは殆どが、100点でですが、中学年から急落するのです。このことも知らなかった僕。) これにショックを受け、この時、自分の指導力の無さが原因と思い教師を止めようかと思いました。手抜きは、してこなかったからよけい、無力さを感じたのです。 でも、この事を研究会の師・大久保忠利氏(元・都立大)に話すと、これを読めと次の本を渡してくれました。 『児童生徒の常用漢字の習得』(国立国語研究所)でした。奥様が、ここの研究所の研究室長をされていて、この調査に関わったのでした。 これを見ると、教員を辞めるどころか、この問題を取り上げていかなくては・・・と、変わりました。定着の実態が、僕のクラスと変わらなかったからです。 何処に問題があるのか。研究会を作って見つけてきました。そして、まとまったものが、よく宣伝しています『たのしく学ぼう漢字』(ルック)です。 先生は、子どもが出来ないと(自分の指導法がダメだから・・・・。)と、なりがちの例です。原因を調べてみる事、大切ですね。 父母の方は、(家に子だけがダメか、問題か・・・。)となりがちです。 時には、**先生だけが・・・・・、**さんのお子さんだけが・・・・・と言われることもあります。 このようなことでは、教育は、良くなりませんね。 漢字問題で言えば、次のようなことが依然として、あるのです。引用です。 僕のグロブ、学力高めは漢字指導の改善から・・甲斐・白石、A先生に触れて からの引用です。 ・・・・・・・・・・・・・・・ かつて、こんなことが言われました。この実態は、今も変わってないと思います。 「一番オーソドックスな漢字指導は、新しい教材に入った時に新出漢字を、漢字ドリルをもとにしてやっていくんですよね。 低学年では、筆順などに気をつけて一字一字とても丁寧にやるんですよ、時間的にもゆったりしていますから。 ところが、3年、4年になると新出漢字の数も多くなり、指導が追いつかなくなってしまって、結局は子どもたちに持たせている漢字ドリルを家庭学習でやらせる。そしてそれを教師が見る。 まだ見る方はいい方で、やらせっ放しという人も多いと思います。 そして「じゃあ、漢字ドリルのここからここまでテストするから覚えていて」とやるんですね。 大体漢字ドリルが中心になりますね。」(『国語教育相談室』NO,18、特集・漢字学習を考える、光村図書、1997・11、筑波大付属小学校教諭 白石 範孝) 白石先生は、指導の実態を学年を追って語っています。 これほどリアルに実態を語った意見は、珍しい。非常に貴重な意見です。 教師は、個々には、このような思い意見を持ちながら、公的な場にはなかなかこのようには出しません。教師がこのように自由に語れる配慮(これが、今、うんと必要です。)と教師個々の勇気・正義感が必要なのではないでしょうか。 そして、次のような意見もあります。 「・・・・・結論から言うと、どうも漢字の指導が家庭学習などに回されて、教室で行われていないところが多いと思われるんですよ。ですから、漢字の指導をぜひ授業に取り戻してもらいたい。そして、科学的な指導をしてもらいたいと思うんです。」(上記書、国立国語研究所日本語教育センター長、甲斐 睦朗) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 上記は、今は、もっと、ひどくなっていると思います。漢字の指導書(先生方が参考にするもの)を2社、書いた時に実感しました。このことは、ブログで数度、書きました。 ですから、先生は「私だけが悪い・・・・」、親は、「家の子だけが・・・・」から抜け出して、行くことが大切のように思いますが・・・・・。 ・・・・・・・・・・・ たくさんの方にお読みいただきたいので、ランキングに参加しています。よろしかったら、上のマークをクリックしてください。 絵をクリックしますと、本の概略が分かります。そして、楽天での購入の仕方も分かります。
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