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カテゴリ:・・表現よみ(音読・朗読)指導の実際
絵を書くとき、晴れた空は、晴れた明るい空色で普通は、描きますね。
曇って雨が、降っている時は、暗い感じの色で描きますね。 それと同じように、物語の文章を読むときには、 その内容にあった声を出して読みたくなるのですね。 ここにも「内容に合った声」が出てきました。 矢張り、読解が決めてですね。 4年生作品で、『白いぼうし』が、あります。 「これは、レモンのにおいですか。」で始まる物語です。 そう言うのは、ほりばたで乗せたお客の紳士です。 さて、この紳士の話しかけ、どのような音色で読むか、 これが、この物語をよむ、決定的なカギになります。 この後の物語の展開の中での紳士は、 おかあさんに大切に育てられ、今もおかあさんの愛情をいっぱいに受け、 おかあさんとは、別の地で、働いている男性のようです。 ですから、明るい、暖かい、きびきびした音色で音声化したいものですね。 これを、暗い、重々しい音色で音声化したら、 この物語のテーマは、聞き手には、伝わらないでしょうね。 それでも、物語のスジの展開は、分かります。 しかし、物語をよむ・聴く楽しみは、スジの展開だけではなく、 一語・一文っから伝わってくる情感ですから、音色も、大切ですね。 5年生に宮沢賢治の『雪わたり』があります。 雪がすっかりこおって大理石よりもかたくなり、 空も冷たいなめらかな青い石の板でできているらしいのです。 で、始まる物語です。 この冒頭、どのような音色でよめばいいかです。 これをよんで見ますと。音色に加えて、よみの速さも重要なことが、分かってきますね。 ゆったりした読みですと、この文の内容は、情感化できないからですね。 さて、音色、透き通るような透明感のある声でよめると、いいですね。 それを文が、要求していますから。 (続きます。) 多くの方にお読みいただきたいので、ブログランキングに参加しています。 よろしかったら、下の2つのマークのクリックをお願いします。 1日1クリック、有効です。 人気blogランキングへ 絵をクリックしますと、本の概略が分かります。そして、楽天での購入の仕方も分かります。 尚、本書は、1~6年まで、各学年あります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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