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カテゴリ:学校・教育原理・教育全般
暗唱の事を書きましたら、多くのコメントを
戴きました。有難う御座います。 そのコメントを読ませていただきまして、 本日の日記を書いている今日(さん)です。 このようにして、本物の教育の考えができていくのかなあ と思っています。 暗唱、これは、詰めて考えると、 本当の学力を着ける、その為に、出してきたことなのかなあと 推察する今日(さん)ですが、どうでしょうか。 そうだと、断定して話しを進めて行きます。 又、ご一緒にお考え戴ければうれしいです。 本当の学力、これは、いつでも使える力のことですよね。 100マスは、ある計算は、速くなるが、 応用問題では、これだけやっていたのでは、不十分ですよね。 * この事を『週刊朝日』07・12・14日号で、再度、詳しく 書いていますので、ご紹介しておきます。 よく、まとめて下さっています。 いつでも使える力、これを着ける事を、僕らの研究会は、 漢字教育・作文教育・読解教育・朗読(表現よみ)・・・・・などで、考え、追求してきました。 それは、指導を 取立て指導と 日常指導 に分けて考えるというものです。 いわゆる2本立ての教育なのですね。 これは、人が、力(学力)を付けていく時、この道筋を 通っている事に気づいたので、このように考えたのでした。 例えば、泳ぎ。 僕は、この高齢で、クロールを追及してきました。 6年目です。 この間、クロールについて、どのように泳いだらよいか 指導を受けてきました。 その指導を受けた事を、6年間、繰り返し、練習しました。 それで、今は、やっと、クロールらしくなってきました。 はたから、見たら、まだなのでしょうが。 このクロールらしくなったのは、 取り立てた指導と 指導に基づいた自分での練習 です。 この考えが、教育で必要なのかなあと思っているのです。 例えば、作文教育では、下記のように考えてきました。、 作文教育を 取立て指導と 日常指導 に分けて考え、指導をしてきてのです。 取り立て指導というのは、 作文の書き方の指導です。 日常指導とは、書き方の指導を受けて、日常、書くことです。 作文を書く力は、この両者の指導があって、付くのですね。 この事を下記の本にまとめました。 ・・・・・・・・・・・・・ 『小学生の作文教育』(明治図書)1・2・3・/4・5・6年 (読売教育賞賞外優秀賞 受賞) 波多野完治さんから、 「新しい作文教育の提案です」と言うコトバを戴きました。 残念ですが、絶版です。 しかし、アマゾンの古書で売られています。 公立図書館には、あると思います。 * 下記にも、ありました。(net販売です) 『小学生の作文教育』 小林喜三男・田村利樹編、明治図書、昭58、2冊 渥美書房 7,350円< ・・・・・・・・・・・・ 暗唱の事が出ると、さあ、暗唱だと、それだけに力を 入れるようなことにならなければ良いですが・・・・。 すでに小学生向け『英語の暗唱』という本が、店に ずらりと並んでいますよ。 暗唱は、教育のごく一部なんではないでしょうか。 ですから、これを肥大化させて考え、教育に入れて いくと、間違いを犯す事になるのではないでしょうか。 教課審のまとめは、どうも、肥大化させているように 読み取れます。 この暗唱の件、続けますね。 ご意見、ご感想など、お寄せ下さい。 ランキングに参加しています。 下のマークの応援クリックして下さると、うれしいです。 1日1回、有効です。
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