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カテゴリ:学力向上対策
ブログの更新を休んでいる間に教科書が変わる・常用漢字表が変わるなどのことが起こりました。これは、教科書に直接、影響をするので、みなさんと一緒に考えなくてはならないことです。 黙っていたら、責任と義務を果たしたことになりませんので、書かせてもらいます。 よろしくお願いいたします。 人気blogランキングへ 応援の ポチして下さったら、ランキング画面がすべて開くまで待ってね!!
いろいろな意見がありますが、考えるポイントは、 どうしたら漢字の力がつくか、 どうしたら音読・表現よみが好きになり、読解力たつくかということではないでしょうか。 それから、それらの学習が、子供の人格形成にどう影響を与えるかということなのでしょうね。 いろいろな意見がありますが、これらの元を作っている文科省関係の会合の意見を抜粋ですが、ご紹介いたいます。
(2006年.1月30日にあった文化審議会国語分科会は,第4期の最終回) 陣内正敬委員(関西大学・社会言語学) 「私の個人的な意見としては,常用漢字はなるべく増やさない方がいいだろうというような意見です。 というのは,言語能力,読み,書き,話し,聞くという, 今の言語生活を考えたときに,非常に主張されているのは,話し言葉を充実させないと それを考えたときに,
内田伸子委員(お茶の水女子大学の副学長) これは本当に大事にしていただきたいなというふうに思うのです。・・・・・後略」
* 読めるってどういうことなのでしょうか。 この地区の先生方は、このことの指導で戸惑っている声を聞きますが・・・・。 それは、そのことが、子供のためになっているかどうか自信が持たないからではないでしょうか。(今日)
内田委員は、別の日には、次のようにも述べています。 「それと......次年度から学習指導要領が変わりまして,言語力育成というのが 学習到達度調査の結果などを受けて,北九州や広島,世田谷など,いろいろな小学校で,古典を意味は考えずに音読するというようなことを,朝,学習の指導の前に取り入れるというところが増えてきております。 1・2年生でも,例えば『平家物語』の,あのリズムの このようなうやり取りの中で、学習指導要領が変わり、常用漢字表が変わり、教科書が変わります。それが授業で使われます。 * 良く、リズムを体に刻むということが、言われますが、それは、その作品を理解し、共感したり、感動したりする中で生まれてくるものではないでしょうか。 平家物語を1年生が読んで、そういう情感が、生まれてくるものでしょうか。(今日)
もっと、一人一人が、このようなことに目を向けて行く時なのではないでしょうか。 (皆さまのご意見をコメントで戴けますとうれしいです。) それは、授業に直接、響いて、その授業が人間作りに影響を与えていくからです。 自己肯定感を身に付けた人間作りにこれらの授業は影響を与えますからね。 お時間がありましたら、応援していただけると、うれしいです。
下記の本は、僕らがまとめた漢字教育のあるべき姿と実践を載せています。 基本的なことが、書いてあり、漢字指導の羅針盤のようなものです。 国字問題研究会・漢字指導法研究会 http://members.jcom.home.ne.jp/kotoba/kokuziken-index.html
こちらは、1字・1字の指導の練習帳です。僕らが、作成したものです。
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