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カテゴリ:・・・物語を書く
昨夜、表現よみ総合法教育研究会でした。通知表などの仕事があるので、参加者は、少ないかなと思っていましたら、13人集まりました。20代の先生が8人でした。勉強して、いい教育をしたいという熱意が感じられ、うれしくなりました。
会が終わってから、30歳になったばかりのG先生が、 「物語を書かせたら、子どもが喜んで書いたのですよ。」 と、言ってきました。(こういうことは、普通、ほとんどの先生は、言ってこないのですが、よっぽど子どもがそれにのってきたので、話したかったのでしょうね。なにしろ、もう、9時半で、遅いので、帰宅の準備で皆さんいそいでいる中でのことでした。)
G先生は、僕らの出版した『小学生の作文教育』を読んで、実践したのです。 「子どもが、夢中になって書いたので、驚きました。書く力は書く中で着くのですから、物語書きは、いいですね。・・・・・」と早口で言っていました。(後で、G先生の実践もご紹介いたしますね。) G先生、若いのに、当たり前のことを言っていますね。(感性があるんですね。)
(ああ、やっと、僕がやった、実践を受け継いでくれた先生が出た)と思い、先が少し明るくなりました。 とにかく、呼吸をするように抵抗なく、書くべきことが書ける力をつけることは、義務教育(普通教育)の中身です。これが、できて、理科・算数・音楽などで書きたい時に自由に書けるのですからね。 書くべき時に書けなかったら、そこで躓いていしまします。 これでは、勉強についていけません。 だから、このことは、人間として、成長する上での土台ですね。
日本の教育界はPISAの調査に振り回されていますが、地道な理論と実践、PISAに負けない研究と実践は、このようにたくさんあるのですよ。もっと、自分の芝生を見てみたいものです。 次に、僕が指導した物語書きの例をご紹介いたします。 ・・・・・・・・・・・・
下の画像は、3年生に書かせたものです。 これが、3~4人の子供ではなく、すべての子どもがなんですよ。すべての子どもを引き上げるのが、僕らの仕事ですよね。 泳げるようになるには、泳ぐ。 歩けるようになるには、歩く。 ・・・・・・ ・・・・・ 書く力を着けるに・・・・・・ですね。 それも、喜んで書くのですから、教育的ですね。
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