|
カテゴリ:中学の漢字指導
小池先生は、中学生に、まず、小学校6年生の漢字の一字訓読みの指導から始めました。
その実践から、見えてきたことは、 1 漢字学習でも学力差が大きい。 2 漢字学習というとひたすら漢字を書こうとする生徒が多い。 3 組立て・部首・筆順に無頓着な生徒が多い。 4 漢字指導に十分な時間が取れない。 5 漢字語を日常語として定着させたい。 6 意欲的に取り組もうとする生徒も多い。 などだそうです。
それでは、一字訓読みとは。ご紹介です。
異の学習では
<異なる意見>を出し
異なる のよみを書かせます。 これは<ことなる>ですね。 これによって 異の意味が分かります。
その次に書きの練習です。 (意味が分かって書くのですから、子どもたちは機械的に書いているのではなくなりますね。
その次が異の <音 >を 書かせるのです。 これは、<イ>ですね。
そして、最後が、熟語(漢字語)を考えて書くのです。 子どもたちからはどんな漢字語が出てくるでしょうか。 子どもがこのように考えてする学習は、子どもにとって楽しいものですよね。 小池先生は、こうして、6年生の漢字で、漢字練習帳を作成して生徒に渡しています。
お読みくださってありがとうございます。(一字訓読みは、続きます。) 下記、クリックしていただけますとありがたいです。
次の本は、僕らの研究会が、作ったもので、理論と教室での実践をもとに、 まとめたものです。 1字・1字の指導の練習帖です。 田村 利樹 岡 摂子編著
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014.08.16 15:17:51
コメント(0) | コメントを書く |