頭の中では、分かっていても、実際の行動が、できない今日(さん)です。
運動不足で呼吸筋が、痩せこけて、普通の息ができなくなってしまった事は、
何度か書かせて戴きました。
でも、その運動の大切さを今、まだ、頭にすり込み中です。
それは、このブログを読ませて戴いてです。
2007年10月25日
脂肪太り解消のポーズ http://plaza.rakuten.co.jp/mie55/diary/200710250000/
僕のばあい、頭の中にやるべき事の大切さを刷り込む、
これが行動の始めのように思えます。
ですから、運動の大切さを、上記のブログにいって、洗脳されているのです。
子どもの教育でも、このようなことは、
言えるのではないでしょうか。
学力テスト、
その結果の活用力の不足、色々、いわれています。
しかし、この程度の事、
これは、抽出調査でも、分かる事です。
100億も金をかけるのなら、学校・先生方が
困っている補助教員を増やすなどに、廻して欲しいです。
僕の市では、用務主事さんも2名から1名になり、学校は、さらに、忙しくなります。
大体において、国語科の時間を1学年分、減らしておいて、
活用力がない、などといっていますが、1学年分の時間の削減は、こどもと十分、話し合いたくても、
その時間が取れないのです。
さて、子どもの指導、これは、教育条件とは別に、また、考えていかなくては
ならない事ですね。
学力テスト後、活用力が言われるようになりました。
これは、いいことです。
その事が、欠落していたので、このブログでは、その事を書いてきました。
この活用力、これをつけるには、
子どもの声を大切にすること、これが、始まりですね。
では、子どもの声を大切にするという事は、国語科では、どういうことか、
以前のブログを編集して、載せさせて、戴きます。
・・・・・・・・・・2006、9,23より・・・・
子どもが感じた事・考えた事・疑問に思ったことなど(内言)をもっと、大切にしたら、
今のような校内暴力は起こらなかったのでは、
ないかと思います。
このことは、教育行政が教師に対する場合でも
言えることではないでしょうか。
東京都では、
教師が『君が代』を歌わないので、処罰をしました。
これに対する東京地裁の判決が出ました。
処罰は、憲法違反だと。
教師には、教師の内心(内言)がありますね。
これを、処罰で,矯正させるということは、教育とは、
かけ離れていると思うのです。
教師の内心(内言)が大切にされない学校は、
子どもの内言も尊重されなくなりがちです。
さて、本題です。
ぼく等は、50年余、子どもの内言を大切にした教育を
考えて来ました。
フィンランドの教育が,この頃、話題になっていますが、
日本には、戦後から、これを志向した学校がありました。
神奈川県の奈良小学校です。
ここの実践に触れた時、僕は、これが教育だと思い、
教育活動を続ける事ができました。
ここでは、子どものナイゲン(・内言)をもとにした教育を
していたのでした。
本日は、その内言を出させる為の実践報告です。
下の画像をごらんください。
*(2年生・『スイミー』
元・東京都日野市立南平小・田村操実践です。『表現よみ』2年生・より)
物語の第4場面です。
この物語の始めの方が分からなくても
、ここを読むと、始めの方がどうだったのか、
大体、見当がつきますね。
スイミーと赤い小さな魚との
出会いの場面です。
スイミーが、
赤い小さな魚に呼びかけていますね。
その呼びかけを、ふきだしに、書かせたのが、
黒い魚の吹き出しに書いてありますね。
このようなこと、
子どもは、得意になって、書きますね。
スイミーに呼びかけられて、
赤い小さな魚が、一匹ずつ、答えています。
(一匹ずつ答えるように、工夫していますね。)
クラス全員の子が、赤い小さな魚になって、
それを吹き出しに書いていますね。
模造紙を使って、その吹き出しを
全員の子どものものを張ってあげていますね。
子どもが書いた文字は、この画像では、読めませんね。
出版する為、読めるように、
教師が、下のように書き直しました。
実際は、子ども全員の赤い小さな魚がいて、
その吹き出しが、貼ってあるのですよ。
子どものナイゲンを大切にする、
これが活用力を着ける出発点だと思います。
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