カテゴリ:経営者のための連続コラム
初回来店のお客様を多く掴むには
日常生活で喫食頻度が高い前述しました「売れちゃう商品」や 価格の低いフロント商品を看板にうたい来店きっかけにすると効果があります。 しかし、何度も来店しているうちにマンネリ化し、 長期的にみると客離れを起こします。 その時にお客様に新鮮な話題を提供できればお客様のマンネリは解消します。 お客様は最初はとても視界が狭いのですが、 来店のたびに店の細かいことがわかるようになり、探しものを始めます。 探し物がないとなると新しい店に旅立ってしまうのです。 これをお客の“卒業”と言いますが、 そのために気づかれないメニューを仕込むのです。 このやりとりを“宝探しの術”と言います。 金沢にある「広坂ハイボール」というバーで 加賀野菜である五郎島金時を使ったカクテルを開発して、 「五郎島金時のカクテル」とそっとメニューにしのばせてみました。 すると、常連客は次々と発見して、このメニューを注文しました。 「現場力」で勝つ! より 微妙だというお客、ハマルお客いろいろいますが、 少なくとも言えるのは、新しい発見を与え、お客に刺激を与え、 来店が楽しみなるということです。 小樽の寿司屋では鶏の半身揚げが名物です。 常連客はカウンターでも躊躇せず、この半見揚げいきなりオーダーします。 私が始めて店に行ったとき、 さすがに悪いと思ってかっぱ巻きをオーダーしたくらいです。 常連客は常連客としての居場所を求めているのです。 その居場所を作るメニューが常連しかわからないメニューなのです。 この寿司屋は有名店ですから、今では新規客でも知っていますが、 有名店でなければ、常連しかしりません。 逆に、宝を探すようにメニューの中からの発掘作業させるので、 私は「宝探しの術」と言っています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.09.21 10:40:00
[経営者のための連続コラム] カテゴリの最新記事
|
|