カテゴリ:長山一夫器美術館(解説付き)
信楽焼き 焼き締め 鉄絵草花紋 大皿
日本陶芸倶楽部の同好会で、津陶会と言う35名ばかりの有志の会があった。 ある時、信楽のトップ作家である古谷道生さんの土が手に入り、全員で信楽焼に挑戦。 1回目、信楽特有の高温が出せず失敗。 翌年、信楽焼き専門の職人を呼び再挑戦。 大成功。 さらに1年後、大皿に再挑戦。 前回は乾燥の際に真っ二つに割れてしまったのだが、今回は成功。 全体に草花を弁柄で大胆に描く。 3昼夜にわたる焼成。赤松の灰の被り方、べんがらの鉄の発色、火色の発色。 僕にとっての最高傑作となった。 このサイズの重量になると、皿としての実用性はなく、壁に飾られることになった。壁全体に堂々とした存在感があり、感動的だった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021.04.21 09:15:20
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