カテゴリ:経営者のための連続コラム
雨水終盤から啓蟄の連続講座 タルイタケシさんインタビュー その7
~人口減少時代の繁盛店の立体的増客法のカラクリ ~『四方よし通信』2014年3月号より 2-2-3-5 4つの視点まとめ 大久保: 社長視点、お客様視点、現場視点、未来に向かっての共有視点があるわけですね。4つのカテゴリーになると。 タルイ: はい、これら、4つの視点に分けて見ていきます。 見方としましては、会社の視点、客数何人で客単価いくらで、売上げが達成される、そのために、お客様視点、お客さんをどう呼ぶかを考えます。今回でいいますと、まず新規のお客さんを店内で満足させて、リピートしてもらうためには何をするべきか考えようと。 そのために3つ目の現場視点、現場で何をやろうか。 更に4つ目の、現場で実行するためにどんなロール・プレイングをやろうかとか。どういったマニュアルを作成しようかとか。そういったことを考えていこうと。 大久保: つまり、作戦ボードで、一気通貫で軸がぶれずにやるべきことを実行できるんですね。 樽井: そうです。 大久保: 逆にいうと、今までの会議っていうのは、一番上の客単価は何人で客が何人しか来てないというところで終わっていたということですね。 樽井: そうですね。FLコストは何パーセントであるとか。一体それは何をやった結果としてそうなったのかとか、そういうのが全然見えてこないんです。 会議で店長の話を聞いている社長は現場で何が起こっているかわかってないでしょう。そうなると、結局、根性論で終わります。店長が毎回怒られに行くようなものです。 大久保: 気合が足りないとか。気合を入れて頑張れとか・・ 樽井: そうです。大体よくあるパターンですよね。売上げが悪い時は、社長がキレ芸を示すという。で、頑張りますという形で終わるという。 大久保一彦の本 【中古】 善の循環経営 人口減少時代を生き抜くメソッド /大久保一彦【著】 【中古】afb お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022.03.05 17:11:58
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