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カテゴリ:・漢字指導
漢字指導の究極の目標は、
漢字の(手首化)テクビカです。 これは、見ないでもスラスラ書けて、文章を書くときにも使えることです。 これは、車の運転で言えば、高速道路でも、安全な操作ができることですね。 ところが、実際の漢字指導は、どうなっている居るでしょうか。 せいぜい、仮免どまりで終わって居るようです。 これまで、 漢字は積み木だ。 漢字の成り立ち。 漢字の書き順。 カタカナ学習が漢字学習の基礎になるが、カタカナ指導がおろそか。 熟語つくり変身マシン。 ・・・・ ・・・・・ などについて書いてきましたが、このようなことを 多面的に学習しておくと、 漢字の手首化が、スムーズに行くからなのですね。 これが、目標では、なかったのですね。 これらは、 ピアノで言えば、音階練習。 サッカーで言えば、シュートの練習。 ・・・・・・・・ ・・・・・・ 矢張り、実践が、必要なのですね。 では、その実践をどのように展開するか、 下の例を参考に説明します。 この例が、できた過程を簡単に説明致します。 在職中、僕が100点を取るまで漢字指導をしても、 学期末にまとめてすると、 中学年になると、 多くの子が、 50点以下になってしまっていました。 どうしてかな、と反省をしました。 そこで、考えたのがこの例です。 始めは、このようにまとまったものではありませんでした。 ここまでまとまるには、5年程かかりました。 こんなことがありました。 僕が漢字テストの学期末の結果を話をすると、 ある新卒の女先生が、 「今日先生の指導がわるいのではないの」 と言ったのです。 「それなら、僕の授業を見に来て」と言ったら、 学校は、違うのですが見に来ました。 「私より、丁寧にやっているわ。」 と言って、帰りました。 その時の授業が、この例の基になるもので したものです。 このようにして、この例ができるまで、 僕は、公開授業を何度も繰り返し、仲間と 改善をしてきました。 この夏の漢字指導研究会では、この例で、 先生方の前で、 模擬授業を 午前の全体会と午後の分科会で 2回しました。 矢張り、実際にやったのをみる。 これが、大切なのですね。 百聞は一見にしかず、 ですね。 しかし、 この見るというのは、まだ、仮免の段階なのです。 実際、子どもと一緒の授業を 他の先生の前でしてみる、 これが、路上レッスンに当たります。 子どもが習得するにも、路上レッスンが必要です。 この漢字の路上レッスンについては、 次回、書かせていただきます。 下のマーク、ボッチとクリックをして戴けるとうれしいです。 一日、1クリック、有効です。 もう、1つ、あるのですが。 人気blogランキングへ * 僕らの研究会のまとめは、下記の本に出ています。 *8月中に、1年生が出ます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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