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カテゴリ:・・・抽象漢字の指導
(前回の続きです。これは、第24回漢字指導法研究会・高学年部会で提案されたものです。下記の画像は、大会の様子です。全国から参加者がおりました。)
T・・・そのマークも象ちょう。サンライズって、朝日のことだから、きっと、強くて明るいチームみたいな意味があるんじゃないかな。(*・・・児童の野球チームと結びつけたのは、さすがですね。) T・・・ほかにも『現象』という言葉があります。(ものごとが形をとなって現われること)を言います。 T・・・例えば、『だれも、給食を残さないという不思議な現象が起こりました。』とかね。(* ・・・この補足の例もいいですね。) T・・・では、2つの文を作ってください。一つは、動物のゾウ、ぞうさの意味で作る。もう一つは、ぞうさんではない意味で作ってください。 児童が作った文 ○ 象が大きな泣き声で泣いた。 ○ 象は、鼻で水を飲む。 ○ インド象のサッカー選手ボーくんノシュートを見た。
* 自分ちの象徴は、大きなサルスベリです。 * 象徴のマークは、ユニホームに着いている。 * 夜になぞの光が出るちょうじょう現象が起きる。 * 湖にいじょう現象のうずができた。 * 象形文字と書いてみました。(T・・・「象もカタチ、形もカタチ。象形は、動物の形をか たどるという意味です。ようするに、象みたいな字のことを象形文字と言っています。」)・・・この補足も必要でしたね。 * 台風という自然現象が起こります。 * 砂が舞い上がる現象が起こった。 * テレビをつけたら気象じょうほうをやっていた。 * わたしのおうちに初めて来た時の印象を思い出した。 * 遠足の印象を話す。 * わたしは、2年生のかけっこのことが、印象に残っています。 * ともだちと、りょこうに行ったのが印象に残っている。 * 作文に運動会の印象を書いた。 * 夏休み、京都に行ったのが印象に残った。 この後、板書・教師が子供を見た様子・プリントの書き込み画像などが続きますが、それは、次回にまわします。 A先生のきめ細かい指導で、3年生でも、これだけの文ができたんですね。 このような文作りのことで、次のような話を田村 操先生から、聞きました。 「6年生にこのような文作りをさせたら、一人の子が、学習した新出漢字を使って200も300も文を書いたのですよ。競争的になって、書くのよ。このように多く書いていたら、こどもは、覚えてしまうわね。『もう、いいといっても、面白がってやるのよ。』文作りを発案した意味が分かったわ。1セット5過程の文作りの意味がよく、分かったのよ。それで。」 という、話です。この先生は、1セット5過程の実践を提起したら、すぐに、実践してくださった草分けです。( この話を聞いて、実践を提起した今日さんは、感激しました。) A先生のクラスでも、このようなことが、起こっているでしょうね。しかも、3年生で、抽象語でですよ。 ご訪問ありがとうございます。それが、今日さんの書く力になります。コメントいただければ、なお、うれしいです。 このブログの応援クリックを戴けますと、なお・なお、うれしいです。それは、下記のマークです。一日、1っ回有効です。 「一日一回有効のポイントクリックは、更新されないとしても、このページにあるものをクリックしてOKなのでしょうか?(May 26, 2008 12:17:15)」というご質問を戴きました。 * はい、このブログのどこで、クリックしても、OKです。ただし、一日一回のみ、有効なのです。よろしくお願いいたします。
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