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カテゴリ:・・表現よみ(音読・朗読)指導の実際
オペラ歌手の話を聞いていると、いつも、良く通る響きのある声が聞こえてきますね。これは、どうしたら、いい声が出るか、発声の追及を常にしている賜物なのですね。 ここでは、そこまでいかなくても、先生や読み聞かせをする方が子どもたちによく聞こえ、喉を壊さないで喋れる発声について、考えています。ご一緒にお考え戴けますとうれしいです。 喉を壊さないで、読み聞かせをする・教室の隅まで聞こえる声を出す、それは、腹式呼吸を使った発声だと今日(さん)の経験では、言えるようです。 その経験を少し書かせて戴きます。声楽をやる前は、ただ、子供の前で、喋っていました。この喋り方ですと、体調が悪い時は、必ず、声をつぶしていました。それは、喉に力を入れて、無理に声を出していたからです。 体調が悪いと、声は、良く響かないのですね。ですから響かせようとして、喉に力を入れて、喉を使ってしまうのですね。それで、喉を壊すのです。 <喉に力を入れて声は出すのではない>ということを声楽の先生から学んで、腹式呼吸を使った声の出し方を体得しました。すると、喉をつぶさなくなっのです。 ただ、この腹式呼吸を使った声の出し方、これの本当のことは、なかなか、体得できなかったです。 5年ほどして、ああ、少し、声がひびくようになったかなあという感じでした。10年して、普通の人の声・歌とは、違うと周りが、感じるようになりました。 ある時、中学の同窓会で歌ったら、「教室では、おしゃべりばかりしていたお前がまあ……>と驚かれました。 サロンコンサートでお邪魔しています世界的なバリトン歌手・Y氏の話を聞いていますと、今でも、いい声を出すには、どうしたら良いか、追求していることが、話の端々に出てきます。スクワットは、1000回しているそうです。 この腹式呼吸での発声について、音楽の友社の『声楽ライブラリー』で、日本の100名余の一流の声楽家が、書いています。 それを、読むと、様々な表現がされています。みな違うのですね。その他の発声に関する本もかなり、読んでみました。それぞれ、表現が違うのです。 これは、その人が腹式呼吸を身につけて、自分のものにする仕方が微妙に違うことを表しているからだと思います。 人間は、骨格・頭・首・肩・胸郭・下腹部・・・・・・などみな違いますからね。 でも、ただ、共通することは、喉を絞めないで(上体を力ませないで)、お腹の方から声出す腹式呼吸であることは、同じです。 だから、腹式呼吸はの追及は、大事なのですね。 このことを意識して、しゃべり、いつも、追求していくと、喉をけがさせないで、子どもの耳に快く聞こえる声が作れるようになるのは、確かです。 僕は、これを通勤中の自転車に乗りながら10年以上、追求しました。やれば、やっただけの声を出せるようになりました。
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* これは、下記の研究会の本を参考にしています。 表現よみ総合法教育研究会 http://hyoukyouken.gooside.com/
これは、4年生です。『ごんぎつね』などの教材研究・指導計画・指導案・実践記録を載せました。 東京都日野市立南平小学校4年生の表現よみとその指導者・田村 操さん朗読がCDで、入っています。この本は、楽天以外では、下記でも、ネットで購入できます。 本書は、楽天以外では、下記で購入できます。 books or.jp 書籍ドットコム セブン アンド ワイ ルック(楽天ブックス) 紀伊国屋書店 book web Syodana.jp Amazon.co.jp
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元気な人は大きな声が出ますね。
病院など、どこか悪い人は背中を曲げてうつむきになってぼそぼそ歩き、声を出すのもやっとという様子。 基本的に良い声を出す時は背筋を伸ばし、首を長く少し遠くを見ながらと言うことになるかと思います。 姿勢を保つには、健康でないとできませんので、疲れることなく良い声を出し続けるためには、腹筋や背筋などを中心に元気な身体を作ることが大事なのでしょうね。 (2009.02.20 18:39:29)
こんばんは。訪問コメントありがとうございました。
複式呼吸の大切さはよく聞きますが、実行してもななかなか長続きしません。最近は、毎日ウォーキングしながら足の運びに合わせて、3回吸って4回吐くようにして歩いております。 もっと良い呼吸の仕方があればおしえていただけますか。 ポチ応援です。 (2009.02.20 18:52:50)
体が固いと、腹式呼吸だけではただ声が大きくなるばかりです。
からだをゆるめてからだ全体で声を出すようにするといいと思いますよ。 そのような発声を大切にしているオペラシアター「こんにゃく座」はご存じですか。 http://www.konnyakuza.com/ (2009.02.20 19:04:10)
大分前になりますが、オペラ歌手を目指してる女性がいましたが、わたしには耳障りでしかありませんでした。
後年になってオペラを聴くようになって聞きほれますが彼女も複式呼吸が間違っていたのかな。 (2009.02.21 00:27:15)
色々な表現の仕方があると思いますが、腹式呼吸の練習のために、「余計に空気を吸わないで、今はいっているのを押しだしましょう」と言っています。腹筋を緩めれば自然に空気ははいってきます。
押しだすためには、下腹部の斜腹筋を使うしか仕方がないのです。ラジオ体操の深呼吸とは少し趣が違いますね。これも腹式でも出来ますが、余計に吸い込んだ空気は力を抜けば出ていきます。 なかなか文字での表現は難しいですね。「のどに力を入れない」は、尺八のような、汽笛のような発声で鼻腔、口腔を共鳴器として有効に使うことだと思います。 (2009.02.21 08:09:32)
そういえば・・自分が声楽の勉強を始めたとき、
喋るよりもはるか小さい声しか出せなかったことを思い出しました。そして・・年月を経て、憧れのアリアが歌えるようになりましたが・・・ 意識しないで生活していましたが、今では経文でも長い読み聞かせでも、息が切れることはありません。それと、腹式呼吸ができるようになると、精神的に落ち込んでいる方も回復しやすいのですよ。 声は心を開く鍵だと、言った歌手もいます。 これが、広まるといいですね。 学校の朗読ボランティアさんも、歌手なんです。 (2009.02.21 11:24:01)
Good afternoon.
今日も明日も塾です。 中3の特訓が待っています。 長崎は、晴れていますが 風が冷たいです。 宮崎の五ヶ瀬スキー場は 今朝、晴れのマイナス14度だそうです。 準指導員検定が実施されています。 さあ、週末です。 ガッツ&笑顔ファイトですよ。 Have a wonderful weekend. See you again. Thanks. (2009.02.21 13:15:45)
喉を痛めないで声を出すのは腹式呼吸でないといけないです。実は、腹式呼吸や丹田呼吸は健康にもいいのですよ。呼吸法はやって正解です。
(2009.02.21 15:06:13)
yasu41asyさん
>こんにちは > >オペラ歌手は声がよく通りますね~ >体全体を使うそうです >毎日練習をしているのでしょうね * お坊さんのようにつきつめてやっているとも聞いています。 > >ポチッと2個応援です ----- (2009.02.21 21:48:03)
リエさん0037さん
>元気な人は大きな声が出ますね。 >病院など、どこか悪い人は背中を曲げてうつむきになってぼそぼそ歩き、声を出すのもやっとという様子。 > >基本的に良い声を出す時は背筋を伸ばし、首を長く少し遠くを見ながらと言うことになるかと思います。 >姿勢を保つには、健康でないとできませんので、疲れることなく良い声を出し続けるためには、腹筋や背筋などを中心に元気な身体を作ることが大事なのでしょうね。 ----- * その通りですね。 (2009.02.21 21:48:53)
2525pyontaさん
>こんばんは。訪問コメントありがとうございました。 > >複式呼吸の大切さはよく聞きますが、実行してもななかなか長続きしません。 * まず、腹式を意識して、毎日やることですね。 それで、お腹を使えるようになったなと、自分で感じることでしょうね。 <最近は、毎日ウォーキングしながら足の運びに合わせて、3回吸って4回吐くようにして歩いております。 > >もっと良い呼吸の仕方があればおしえていただけますか。 > >ポチ応援です。 ----- (2009.02.21 21:50:38)
森の声さん
>体が固いと、腹式呼吸だけではただ声が大きくなるばかりです。 * そうですね。 ですので、こどもには、最初に、リラックスをする運動をさせています。 > >からだをゆるめてからだ全体で声を出すようにするといいと思いますよ。 > >そのような発声を大切にしているオペラシアター「こんにゃく座」はご存じですか。 > >http://www.konnyakuza.com/ * 発声・発音でユニークな提案をしていることを聞いています。 ----- (2009.02.21 21:52:10)
逆立ち天子さん
>大分前になりますが、オペラ歌手を目指してる女性がいましたが、わたしには耳障りでしかありませんでした。 * 声のう使い方、時と場所がありますよね。 >後年になってオペラを聴くようになって聞きほれますが、彼女も腹式呼吸が間違っていたのかな。 ----- * 間違いというより、発展途上ということでしょうね。 (2009.02.21 21:53:58)
エンスト新さん
>おはようございます。 >あと丹田式呼吸もありますね。 >おへそに力こめて行うみたいです。 ----- * これは、割合、効果的な言い方ですね。 (2009.02.21 21:54:45)
maetosさん
>色々な表現の仕方があると思いますが、腹式呼吸の練習のために、 「余計に空気を吸わないで、今はいっているのを押しだしましょう」と言っています。 * 押し出す・・・・いいですね。 ≫ 腹筋を緩めれば自然に空気ははいってきます。 * 経験からのご意見ありがとうございます。 >押しだすためには、下腹部の斜腹筋を使うしか仕方がないのです。 * 参考にします。 > ラジオ体操の深呼吸とは少し趣が違いますね。これも腹式でも出来ますが、余計に吸い込んだ空気は力を抜けば出ていきます。 >なかなか文字での表現は難しいですね。 >「のどに力を入れない」は、尺八のような、汽笛のような発声で鼻腔、口腔を共鳴器として有効に使うことだと思います。 * これも、分かりやすいですね。 ----- (2009.02.21 21:58:04)
あげぱんきゅうしょくさん
>そういえば・・自分が声楽の勉強を始めたとき、 >喋るよりもはるか小さい声しか出せなかったことを思い出しました。そして・・年月を経て、憧れのアリアが歌えるようになりましたが・・・ * やっぱり、訓練ですね。 >意識しないで生活していましたが、今では経文でも長い読み聞かせでも、息が切れることはありません。それと、腹式呼吸ができるようになると、精神的に落ち込んでいる方も回復しやすいのですよ。 >声は心を開く鍵だと、言った歌手もいます。 >これが、広まるといいですね。 >学校の朗読ボランティアさんも、歌手なんです。 ----- * とにかく、自分でやってみることですね。 ただ、長年かかりますがね、でも、一生ものですからね。 (2009.02.21 21:59:47)
神風スズキさん
>Good afternoon. >今日も明日も塾です。 >中3の特訓が待っています。 >長崎は、晴れていますが >風が冷たいです。 > >宮崎の五ヶ瀬スキー場は >今朝、晴れのマイナス14度だそうです。 >準指導員検定が実施されています。 > >さあ、週末です。 >ガッツ&笑顔ファイトですよ。 >Have a wonderful weekend. >See you again. >Thanks. ----- * いつも、頑張っていますね。 (2009.02.21 22:00:19)
ゆうこ8838さん
>喉を痛めないで声を出すのは腹式呼吸でないといけないです。 > 実は、腹式呼吸や丹田呼吸は健康にもいいのですよ。 >呼吸法はやって正解です。 プロから、そう言われてありがたいです。 ----- (2009.02.21 22:01:20) |