カテゴリ:大久保一彦の二つ星と三つ星の間
≪流れがよく、華やかな握り≫すし匠(秋田市)
“飲食店の勉強代行業”の大久保一彦は秋田に出没しております。 今日は、『すし匠 (すししょう)』にてお勉強です。 店主は、もちろん四谷の『すし匠』ご出身。 まずは、らしく、墨烏賊の握りから。 お酒は、せっかくですからね。新政。 まずは“タンジュリンラベル”、二杯目は“ヴィリジアンラベル”にしましょう。 秋田沖のアラ、鮃と鰆の昆布〆 脂ののった鰤 苫小牧のツブ貝 房州勝浦の鰹 ここから握りが多く出てくるようになります。 赤酢のシャリと白いシャリを使い分けます。 小樽のシビ 大トロ 中トロの漬け 佐島の真蛸 皮ハギ 白子 秋刀魚 小柴真鯖 後でわかったのだが、先週末『行天』で食べたときは、1kを超える大きさになった松輪の鯖も一瞬にして終わってしまったようだ。少し小さ目。この週は築地は魚が少なかったようだ。 小柴は穴子が獲れないのか、釣りの鯖を出している。 さて、三枚付した珍しい鯖。隣の客人に、「鯖が口に残らないため」と説明していた。 この仕立てはよいと思う。 春子 見た目が美しい握りだ。 小柴のカマス焼き イクラ 海老 味噌がのっています 利尻のエゾバフンウニ 海苔で巻くと甘さが一気に来ますね。 対馬の穴子 玉子焼き アラ 鰆の昆布〆 小肌 対馬の穴子タレ 雲丹 小樽のシビ 赤身漬け とろ鉄火 最後に印象。 すし匠系列の提供の流れは、食事需要のお客様にもよく、酒を飲まなくても楽しめることが勉強になりました。 ポーションサイズ、内容ともによかったと思います。 握りも見た目の華やかさがあり、勉強になりました。 そして、築地の縛りがあり、よくに出る面があれば、そうでない面もあるなというのが感想です。 秋田というロケーションを考えると、東京の人間に秋田でしか食べられない個性があればわかりやすい。 ただし、「先週は築地も魚が無かった」(『第三春美鮨』長山さん談)ようで、一期一会の味。 また次回ですね。 すし匠 (すししょう) 秋田県秋田市大町4-4-4 電話 018-866-0014 ※移転しました ※秋田県秋田市大町3-2-36 赤れんが郷土館前に移転しました。 詳細は食べログをご覧ください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019.08.15 11:23:12
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